3年A組 ―今から皆さんは、人質です― 第5話のあらすじ (ネタバレあり)
柊一颯が倒れる。
本作のヒロイン、学級委員長の茅野さくら(永野芽郁)は、柊の身を心配しますが、その一方で、柊が倒れたのを機に脱出をはかる生徒もいます。
脱出を求める生徒は外部と連絡も取れるようになり、警察、SITがいよいよ突入に向けて動き出します。
そんな中、美術準備室の床下から、別の教室に繋がる通路が見つかのます。
そこを降りると、殺されたはずの中尾(三船海斗)、里見(鈴木仁)、西崎(今井悠貴)、瀬尾(望月歩)、瑠菜(森七菜)、美咲(前内夢奈)がいます。
閉じ込められていた生徒全員は、どうやら立て籠り事件を起した柊の真意を理解している様子で、先生と一緒にこのまま立て籠ることを求めます。
柊先生は私たちのことを思ってこの事件を起こしたのだと説きます。
その後、読者モデルでクラスのリーダー的存在の諏訪唯月(今田美桜)がサイト拡散犯として疑われます。
「ベルムズ」のリーダーと同じアクセサリーを持っていることが判明するからです。
瀬ヶ山署の生活安全課少年係の刑事、郡司真人(椎名桔平)に繁華街で取り押さえられたチンピラが、実は、半グレ集団「ベルムズ」のリーダーK。
Kは、既に、郡司刑事に逮捕されています。
結局、生徒全員が柊先生の真意を知り、校内に留まります。
そのうえで、柊は自ら警察に通報して校舎を包囲させ、SNSを通じて事件の真相を拡散します。
犯人は、魁皇高校教師と告げます。
果たして、それは本当なのか、または何かを引き出す為の戦略なのでしょうか?
3年A組 ―今から皆さんは、人質です― 第5話の感想と見どころ
柊は生徒に、自ら命を絶った景山澪奈(上白石萌歌)の死の原因を問います。
「真実を知っている者は名乗り出る」よう申し渡します。
彼女は水泳部でオリンピック代表候補。
ドーピング疑惑のフェイク動画を拡散され、イジメにもあっていました。
真実から目を背けていたA組生徒たち、「課題にクリアできなければ人ずつ命を奪う」と脅迫する柊先生に対して、そこから、どう向き合うのでしょうか。
柊先生は、玲奈は自殺ではなく殺されたのだと考えています。
たまたま玲奈が選ばれただけで、他の生徒全員の命が危ないのだと思っています。
早く加害者を特定しなければいけないというのが、柊の切実な願いです。
不治の病の柊には時間がありませんから、これが、最後の授業になります。
命の尽きる瞬間まで、何が大切で、何を頼りに生きてゆくべきかを生徒たちに教えたいのです。
真実を追求して生きることとは、どういうことなのかを伝えようと、崩れ落ちそうになる病の身体を支えつつ踏ん張る柊の執念。
生徒に叫びたいのです。
変わってくれ。
いまここで真実と向き合わないといけない。
恥をかいて良い。
いまのままで良い。
いまでの生き方は間違っていない。
そういう確固たる信念のもと、前に向かって進んで欲しい。
それが生きることの意味ということを、命が燃え尽きようとしている今、最後に、柊は生徒に教えたいのです。
3年A組 ―今から皆さんは、人質です― 第6話への期待・展望
警察関係者の動きが今後の焦点になると思います。
まず、郡司真人(椎名桔平)。
瀬ヶ山署の生活安全課少年係の刑事。
群れるのが嫌いで、捜査方法はいたって過激です。
始末書など書くのも平気です。
以前は教師だったのですが暴行事件で生徒を死なせ、以後、少年犯罪そのものを撲滅したいと警察に転職した人物だから、力の入れ方が違います。
柊の魁皇高校立て籠り事件では、柊との連絡窓口になります。
ベルムズのKを逮捕し、その後も、結果的に柊に協力する刑事です。
郡司に振り回される宮城遼一(細田善彦)は、郡司の部下。
五十嵐徹(大友康平)は、郡司の上司、捜査一課の指揮官。
郡司とは昔からの知り合いです。
要求された食料の受け渡しの際に秘かに拳銃を渡したり、警察情報を流がすという人物で、警察上層部に対する反乱を企てている感じがあります。
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