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映画【僕のワンダフル・ライフ】ネタバレあらすじ・感想

僕のワンダフル・ライフ

映画【僕のワンダフル・ライフ】情報・キャスト

公開日: 2017年
監督: ラッセ・ハルストレム
100分
主演俳優・女優
ユアン・マクレガー
注目の俳優・女優キャスト
ヘイリー・アトウェル、ジム・カミングス、ブラッド・ギャレット

 

映画【僕のワンダフル・ライフ】ネタバレあらすじ

ゴールデン・レトリーバーの仔犬(ベイリーと名付けられる)は、8歳の少年イーサンに命を救われ、彼の家に引き取られます。

 

最高の相棒として、それはそれは楽しい日々を送るイーサンとベイリー。

 

家をめちゃくちゃにしてパパとママに叱られたり、草原をかけっこして思いきり遊んだり。

 

やがてイーサンが青年になり恋に落ちた時にも、そして意地悪な友達のせいで怪我をしてフットボール選手になる夢を諦めた時も、いつもそばにはベイリーがいました。

 

そうして深い愛情をお互いに感じながら幸せな数年を過ごした後、年老いたベイリーは天国へと旅立ちます。

 

ところがベイリーには、ベイリーの記憶を持ったまま、別の犬へと次々と転生してくという不思議な運命が待ち受けていました。

 

それは大好きなイーサンにもう一度出会うため?50年ほどの間にいくつかの犬生を生きたのち、バディという黒いラブラドール・レトリーバーとなったベイリー。

 

捨て犬として彷徨い続けたある日、心が震えるほど懐かしい匂いを嗅ぎ取ります。

それは若き日のイーサンが恋したハンナの匂いでした。

 

「ひと時も忘れたことがなかったイーサン、大好きな僕の飼い主に、会えるかもしれない!」ベイリーの心は高鳴ります。

 

「きっと僕だと分かってくれる!」そう信じるベイリーの願いは果たして叶うのでしょうか。

 

そして、ベイリーが時を超えてイーサンのもとに戻って来たことの本当の意味が、物語の終盤でわかってきます。

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映画【僕のワンダフル・ライフ】の感想と見どころ

この映画は犬のベイリーが主人公であり、終始、彼の思いがちゃんとセリフとして伝えられます。

 

犬の必死の思いだったり、飼い主への溢れんばかりの愛情が言葉として聞こえてきて、思わず自分と愛犬との日常に思いを巡らせてしまい涙するという、愛犬家にはたまらない映画です。

 

私は何年か前に、W・ブルース・キャメロンの「野良犬トビーの愛すべき転生」を読んで、その時も随分泣いたし、映画館でもさらにたくさん泣きました。

 

原作が大好きだったので、小説の世界観を損なうことなく、大切なエピソードを上手につないで感動的な映画に仕上げてくれてとても嬉しく思いました。

 

実は、ラストは原作と映画ではかなり違いますが、どちらも合格です。

 

動物にアフレコが入る映画はどうしてもアニメっぽく、コメディタッチになりがちですが、この映画は犬がずっと明るくおしゃべりしながらも本当に心温まる感動作になっています。

 

それは、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や「HACHI約束の犬」で知られヒューマンドラマの名手と謳われるラッセ・ハルストムが監督をつとめる作品だからに違いありません。

 

見どころは、どんなエピソードの中にもベイリーの純粋で一途な気持ちがちりばめられているところ。

 

それから色々な犬になって環境が変わっても、ベイリーがその運命をスッと受け入れて健気に犬生を生きていくところ。

 

いつでも心の奥底にはイーサンがいてずっと彼を思い続けているところ。

 

「僕が生まれ変わって生き続けている意味?目的?って何だろう」と一生懸命に考えているところ。

 

まるで、愛することや生きる素晴らしさをワンコに教わっているような気になってきます。

 

何年も離ればなれで姿も犬種すらも変わっていて、イーサンだって初老になっていて、そんなベイリーとイーサンが分かり合う瞬間!二人だけが知る合図!そこが号泣必至の最大の見どころではないかと思います。

 

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映画【僕のワンダフル・ライフ】出演俳優や女優の他のドラマや映画・CMなどおすすめ

 

初老になったイーサンを演じたデニス・クエイドが主演する著名作品のひとつは「デイ・アフター・トゥモロー」ではないでしょうか。

 

大規模な異常気象によって世界の主要都市が壊滅していく中、生き残るために勇気と知恵をもって行動する人々を描いたスペクタクル巨編です。

 

8歳の少年イーサンを演じたブライス・ガイザーは、2018年公開の「ワンダー君は太陽」に、主要キャストではありませんが出演しています。

 

ジェイコブ・トレンブレイ演じる生まれつきの障がいで人と違った外見を持つ少年が、周囲の人の頑なな心を溶かしていく感動の物語。

 

主人公のお母さん役がジュリア・ロバーツということでも注目を集めている作品です。