映画【亜人】情報・キャスト
監督: 本広克行
109分
主演俳優・女優
佐藤健
注目の俳優・女優キャスト
佐藤健、綾野剛、玉山鉄二、千葉雄大、川栄李奈
映画【亜人】ネタバレあらすじ
主人公である永井圭(以下「永井」という)は、病気の妹を救おうと医者の道を志していました。
ある日、研修医だった永井は、交通事故に遭って死んでしまいましたが、生き返ります。
その結果、永井が絶対死なない体をもった、「亜人(あじん)」であることが判明しました。
そのため、亜人を研究している国の特別な研究施設に移送されて、毎日をモルモットのような実験の日々を送ります。
同じく亜人の佐藤と名乗る人物が、永井を研究施設から逃がしました。
それは、永井を佐藤が計画している、日本を亜人の国として乗っ取るものでした。
しかし、永井は佐藤の計画に共感できず、永井は佐藤と闘う決意をします。
佐藤のやり方は、非道で、亜人研究所の牽引役である厚生労働相のビルを破壊することを宣言し、飛行機をビルに突っ込ませて、佐藤が本気であることを見せつけます。
そして、日本の警察の特殊部隊であるSATを、佐藤と同じ亜人である田中と協力して全て殲滅してしまいます。
最終的に佐藤は、東京都を亜人自治区として解放するようにと国に要求します。
しかし、そのような要求は国にとっては無理なことで、永井が国に協力をすることになります。
同じ亜人同士の格闘には、絶対死なないもの同士のエンドレスの闘いとなります。
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映画【亜人】の感想と見どころ
一般常識のある人間が、実験という名目で人を傷つけることに、麻痺してしまっている驚異と、亜人という人間の形をしていながら、死なない者同士がどうやって、格闘の結末を迎えるのか、予想が付かない内容で心をつかまれました。
まず亜人の研究施設のシーンで、人体を切断される亜人が、実験で苦しむ姿を見せる行為から映画が始まります。
いくら死なないと言っても、痛みが存在するという言葉に、そのシーンは絶句するばかりでした。
その苦痛とは対照的に、これに携わる人間が、これはあくまで実験であってそれ以上でもそれ以下でもないといった、最初は人間の意思として、躊躇していても、割り切ったあとの心が麻痺してしまった人間の非道さに恐怖を感じさせられました。
そして、決して死なない体を持ったたった亜人が、何十人もの相手に対して、笑みを浮かべながら闘う姿が大変生々しかったです。
見ている私がその殺戮シーンに対して、最初は心が驚いて拒否していました。
けれども、自然にその殺人シーンを、いつの間にか当たり前のように見いている私自身に、怖い感じがしました。
あと、予想がつかない亜人同士の決着の付け方ですが、瞬間冷凍にして粉々に砕いてしまうという結末にあっけにとらわれました。
永井と佐藤の決闘も大変手に汗をにぎるアクションシーンでしたが、これはこれで見どころがあっても、お互いに死なないのですからどうしようも決着がつきません。
それを二人同時に瞬間冷凍して粉砕して結末を迎えてしまったのです。
これでは、主人公までもがこの世から存在がなくなってしまい、歯切れの悪い終わり方になります。
まるで善が悪に負けたような気分でした。
しかし、さすがに意表をつかれたのが、永井の体の一部が瞬間冷凍から免れ、その部位を中心に再生して、復活したことです。
あまりにも予想がつかなかった終わり方に、すごく安堵感を憶えました。
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るろうに剣心の主人公である緋村剣心がよかったです。
アクションシーンを佐藤本人が全てこなした、その身体能力に驚きました。
壁を走ってみたり、超高速で走りながらの殺陣はすごく見どころがありました。
また、人間性の表現、人格の切り替えが上手だなと思いました。