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映画【悪人】ネタバレあらすじ・感想

悪人

映画【悪人】情報・キャスト

 

公開日: 2010年
監督: 李相日
139分
主演俳優・女優
妻夫木聡、深津絵里
注目の俳優・女優キャスト
岡田将生、満島ひかり、塩見三省、池内万作、光石研、余貴美子、井川比佐志、松尾スズキ、山田キヌヲ、韓英恵、中村絢香、宮崎美子、永山絢斗、樹木希林、柄本明

 

映画【悪人】ネタバレあらすじ

九州のある峠で保険外交員の女性石橋佳乃 – 満島ひかりが殺害され発見される。

 

会社仲間と居酒屋で夕食を食べていた佳乃は、最近ナンパされて連絡を取っている大学生の増尾圭吾 – 岡田将生との交際自慢をしまくっていた。

 

しかし実際は付き合ってはおらず増尾自身も頻繁に連絡をしてくる佳乃が面倒くさがった。

 

佳乃は連携的な玉の輿を狙うようなタイプの女性で増尾のかっこよさと実家が老舗旅館で金持ちな所に惹かれていた。

 

この日も夕食の後に増尾と会うと嘘をついていた。

 

しかしここで新たな登場人物でこの作品の主役でもある清水祐一 – 妻夫木聡が登場する。

 

祐一は、長崎県の漁村で祖父母に育てられ親戚の経営している解体業者で働いている。

 

どちらかと言うと内気で一人ぼっちな感じのする彼だが唯一の楽しみは、出会い系サイトであった。

 

そんな祐一と佳乃は、出会い系サイトで知り合いこの日もはるばる長崎から福岡まで車を走らせて来た。

 

しかし、約束の場所でたまたま増尾と出会いテンションが上った佳乃は、祐一との約束をドタキャンし眼の前で増尾の車に乗り込んだ。

 

そして、事件の起きた峠へ行った。

祐一は、増尾の車を追って行った。

 

途中で増尾が佳乃の言動に我慢ができなくなり車から蹴り出した。

 

そこに祐一が家まで送ると助けに行ったのだが佳乃が興奮状態になり「拉致されて襲われた」と言うと祐一を脅し始めパニックになった祐一は佳乃を殺害してしまう。

 

当初、増尾が犯人とされていたが同時に祐一もマークされていた。

その後に出会い系サイトで出会った馬込光代 – 深津絵里と逃走することになる。

https://manialy.net/a-dogs-purpose/

映画【悪人】の感想と見どころ

告知では、非常に起伏の激しいストーリー展開になるのだろう。

と思っていましたが、実際は起伏の穏やかな作品になります。

 

殺人を犯した事がバレた祐一は、何も言わずに光代を連れて逃走劇を始めますがその逃走劇も穏やかな感じで描かれています。

 

予告では「正義とは何か?悪とはなにか?本当の悪人は誰か?」と言うような事が上げられて居ます。

 

私としては、この問が非常に難しいものに感じます。

10回程観ましたが答えは、毎回違うもので未だに見つかりません。

 

この問こそがこの作品が起伏の穏やかな作品であっても奥が深い者にしている一因ではないかと思います。

 

そして、この作品が気に入っている理由は、終始九州弁が使われている点と生活感のある日常的な風景にあります。

 

主演の妻夫木聡さんは、福岡出身なので非常に九州弁が上手でリアリティーがましています。

勿論、他の出演者の方々もきちんと方言指導を受けているであろうと思われます。

 

もし、私が九州の人間だったらおかしいと思うかも知れませんが私は、九州人ではないので非常に気に入っていますし聞いていて耳障りが良いです。

 

また、撮影が行われた佐賀・長崎の風景が非常に自然な感じの所ばかりで観ていて映画の世界の中に入り込みやすいです。

 

殺人を日常的とは、言えれませんがそれ以外は、方言、人物設定、ロケ地の全てが日常的で共感しやすいです。

 

可能であればロケ地巡りなんかをしてみたい作品です。

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