ハケン占い師アタル 第2話のあらすじ (ネタバレあり)
お坊っちゃまの目黒の優雅な朝から始まる。
運転手付きの車で出勤するコネ入社の目黒円は、やる気はあるが失敗続きで、婚活も失敗の連続だった。
中は重宝されていて大忙しだったが、目黒は何も任せてもらえず仕事がなかった。
そんな中、大忙しのDチームに部長がキセキ戦隊ミラクルヒーローの新グッズを発表するイベントのコンペへの参加を指示し、ミラクルヒーローの大ファンの目黒が立候補する。
目黒は周りの心配も気にせず、一人でやると張り切っていた。
大崎は空回りする目黒を心配し、アタルにフォローをお願いした。
大崎は早速会議を始めたが、目黒の興奮ぶりにみんなついていけなかった。
中は何故本当のことを目黒に言えないのかと不思議だった。
食堂では目黒が家政婦の豪華弁当を食べながら企画書を書いていた。
目黒は中の一言から、テーマを伝説のヒーローにきめ、消息不明の初代ミラクルレッド八王子剛をイベントに登場させようと考えた。
どうやって見つけるんだと批難されたが、目黒は奇跡は起こせると言って聞かなかった。
部長が来て、田端が八王子の連絡先か分かったと言うが、誰も手が空いておらず、目黒は一人で八王子のところに向かった。
目黒が八王子の出演許可を取ってきたと言って戻ってきて、プレゼンが始まるが、目黒は八王子のアテンドしか任せてもらえず、今回だけは全て任せてほしいと聞かなかった。
目黒は大崎と上野が喧嘩しているのを止めるが、上野の逆鱗に触れてしまい、お前のことは誰も仲間と思っていないと言われてしまう。
目黒はやっぱりそうかと言い出し、友達だと思っていた人には好きなのはお前の財布だと言われたことを思い出したと言う。
帰宅すると、部長から報告を受けていた父親が目黒がヤケにならないように気を遣うが、目黒は迷惑はかけないから大丈夫だと言う。
翌日目黒は出勤し、神田から中に見てもらえば良いとアドバイスされると、子犬のような目をする目黒に中は仕方なく見てあげることにした。
目黒は占い料は10万円だと言うと、すぐにお金を出したため中は引くが、質問は3つだと急いで言った。
何故モテないのかと言う質問には、自分が相手の外見しか見ていないからだと言われる。
褒められるにはどうしたらいいかという質問には、遊園地に連れていってくれた父親が映像に映り、妻を亡くして辛くて不安だったのは父親の方だったのに、自分のことばかりだった目黒に反省するように言う。
最後の自分に良いところがあるのかという質問に、中身が空っぽなたころだと言い、自分らしく頑張っていれば助けてくれる人は必ずいると言う。
そこに神田から八王子が出ないと言い出したと連絡があり目黒は駆けつけるが、説得に応じない八王子に中は目を見て操るように説得した。
べろべろの八王子を会場に連れてくると、酔いざましの薬を飲んだが吐いてしまう。
目黒はミラクルヒーローに世界を救えと言って説得した。
八王子はサプライズゲストとして何とか登場できて、Dチームは打ち上げする。
そこに部長が現れ、実は出来レースだったことを知らされる。
目黒のためにみんなは激怒したが、目黒は仲間だと認めてもらえただけで嬉しいと泣きながら頭を下げた。
目黒は帰宅し、母の声の録音を聞いていた。
父親が帰ると、大人になるよと言って家を出るのだった。
中は占い料の10万円を引っ越しで入り用だろうと目黒な返し、目黒から母親のキズナはどうしているのかと聞かれるのだった。
ハケン占い師アタル 第2話の感想と見どころ
第2話は、コネ入社でお坊っちゃまの目黒が、中の占いをきっかけに自立して大人への第一歩を踏み出すという内容でした。
想像以上のお坊っちゃまで驚きましたが、お金持ちの子供特有の天真爛漫さがあり、憎めない感じが上手く演じられていたと思います。
特に常にハイテンションなところは、見ていて疲れましたが演技としては良くできていたと思いました。
今回も中の占いシーンには度肝を抜かれました。
神田には占いのことを誰かに話したら殺すと言っていましたが、神田に殺していいと言われて案外簡単に受けいれてしまったので、そこは残念でした。
もっと怖いことが起こるのかと内心期待していたので、もっと毒が欲しかったです。
占う相手が目黒だったこともあり、今回はダメ出しの嵐でしたが、その愛らしい顔で毒を吐く中の姿は占い師というよりは、同僚のことを思って心を鬼にしたアドバイスに感じられ、何だか胸を打たれました。
さすがにここまで言われたら頑張れそうな気がします。
最後に目黒が父親の元を離れる決心をしたシーンは、何故か泣けました。
これも目黒役の演技の上手さがそうさせたのかなと思いました。
父親が別れを惜しみながらも息子にエールを贈ったときは号泣でした。
今後の目黒の変化に期待したいです。
ハケン占い師アタル 第3話への期待・展望
入社一年目の品川が、夢を追う彼女や仲間のリア充ぶりにため息をつく毎日だった。
連日の上野からのパワハラで我慢も限界に近づくと、そこに部長から大手の化粧品会社の大イベントの仕事が舞い込む。
Dチームは大仕事にやる気を見せていたが、部長からDチームは新商品のサンプリングの仕事だと言われ、一気にやる気をなくすのだった。
上野は投げ出し、品川に押し付けるが、渋々提案書を仕上げた品川に、上野は人格を否定するようなダメ出しをして品川は辞めると言い出すのだった。
見どころは、品川の普段の頑張りに気づいていた中が、助けになろうと占うシーンです。
誰かに話したら殺すと言っていた中でしたが、結局困っている同僚を見ていられなくなり、自らもうひとつの顔を晒します。
次回も品川に強くダメ出ししますが、品川の退職を食い止められるのかに期待したいです