ハケン占い師アタル 第3話のあらすじ (ネタバレあり)
新人1年目の品川は、大学の演劇サークルの仲間である彼女と同棲していました。
上野のアシスタントになり、上からものを言われたり、飲みに付き合わされるのが嫌で、大崎に止めたいと言っても取り合ってもらえませんでした。
かといってやりたいことが見つからないので、キャリアシートを書くように言われても困ってしまい、彼女や大学の仲間が充実している姿を見ると、ガッカリしていました。
部長が持ってきたサンプリングの企画を任された品川は、会議で文章が堅いと大崎に指摘されます。
上野は、コピペした文章だと見破り、仕事を辞める前に、目の前の仕事をきちんとやれと怒鳴り散らします。
品川は、企画書の訂正を求められても、上野の言動をパワハラだと訴えた報告書を大崎に提出します。
それを見た部長は、品川のアシスタントを変えてあげればいいだろうと言います。
品川は大崎のアシスタント、上野のアシスタントは目黒がつくことになったので、品川はほっとしますが、パワハラ報告書が上野に知られたこともあり、再び上野にきつい言葉を浴びせられてしまいます。
メールを通じて退職を表明した品川にみんな驚いていると、アタルだけは「初めて退職願を見たので。」と写真を撮っていました。
おまけに、オーディションを受けると言って家を出ていこうとする彼女に、品川は「そんなんじゃ食べていけないぞ。」と言いますが、ドアの音がしたので「考え直してくれた?」と言うと、大崎が品川を引き止めに来ていました。
品川は、サンプルを配る仕事なんてバイトでやったことがあるから下らないと言い張ります。
サンプル配り当日、部長がやってきて、「サンプル300個配るんだって?」と喜んでいました。
その部分を品川が訂正していなかったと知ったみんなは、雪の中、配る羽目になりました。
休んでいる品川に会いに行った神田と目黒は、アタルに相談してみてはと勧めます。
品川が現実から逃げるようになった原点は、劇団時代にありました。
気に入らないと相手を罵倒し、劇団を辞めてしまいましたが後々後悔していました。
みんなやりたいことなんてわからないけれど、とりあえず目の前のことをこなすことで、答えを探しているんだ、正規で働けること自体、ありがたいことだとアタルは言います。
品川は、女装してサンプル配りをし、女性客を増やすなど、個性を発揮します。
大学の友人に冷やかされても、堂々と仕事をやりぬきました。
サンプル会社の人が、一生懸命仕事をしてくれたことを感謝しに来ると、品川はやってよかったと感動します。
ハケン占い師アタル 第3話の感想と見どころ
3話のみどころは、いかにも今時の人間と言った感じの品川が、アタルの占いを信じるのかというところだと思います。
男性の場合、占いと聞いても、何を根拠にして物を発するんだと思っている人が多いイメージなのと、女性がするものだと思っていそうだからです。
3話の感想としては、上野が品川をなぜアシスタントにしたのかが知りたかったなと思いました。
単に弱そうに見えたからかなと思いましたが、4話の予告では、上野が話のメインになりそうなので、そこで描いていたらいいなと思います。
また、仕事が欲しい目黒は、上野とのコンビの方が合っていると思いましたが、3話の後半では、上野が品川に対して何も言うことがなさそうだったので、ちょっと寂しいなと感じました。
品川が、サンプル配りの仕事を終えた後、「辞めます。」と言った時、やっぱり劇団に入って好きなことを極める道へ行くのかなとびっくりしました。
品川を見ていると、自分が会社に入って半年くらいたった時、先輩が「今の子は、ちょっと注意しただけでやめるというし、積極的に来ないから困る。」と言っているのを聞いたことがあり、共感したのを思い出しました。
また、最近は新しく何かを始めても、続かないことが多かったので、「嫌でも投げ出さずにやってみたら、発見があるかもしれない。」と言ったアタルの言葉は、心に響くものがありました。
面白かったところは、品川を説得する目黒が、「占い10万は出してあげるから。」とさりげなく占いのことをばらしてしまったところです。
ハケン占い師アタル 第4話への期待・展望
毎回、アタルに占いをしてもらったスタッフが、後半でアタルのことについて質問すると、「それに関しては、答えたくありません。」とアタルが答える場面が気になります。
4話の予告では、上野がアタルに占いをしてもらう感じだったので、「お前、本当に今までどこで働いていたんだ。」と2話あたりでつぶやく場面があったため、その質問をするのかなと予想します。
また、占う時、「何か、態度が違くない?」とスタッフがアタルに言うので、上野の場合は、「何様だ?」と言ったり、神田や品川がアタルに占って貰うように勧めても、「占いなんて、信じない。」と反抗しそうです。
アタルは、謎の占い師から逃れるために、ネットカフェなどで過ごし、派遣で働くまではユーチューバーのようにネット占いをして過ごしていたのではないかと思います。
それを隠すためにも、サングラスをしているのだと思います。