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ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第6話のネタバレ・感想

ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』ネタバレ・感想

金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第6話の視聴率

7.6%

金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第6話のあらすじネタバレ

真司と尚の新婚生活が始まり、新居に引っ越した二人。

なおもとのことを書いた「脳ミソとアップルパイ」が好評で、次の本の執筆に忙しくなる真司だった。

侑市のもとへ、受診とお礼を兼ねて二人で出掛けると、認知機能テストの結果が前回よりよくなり、認知症の回復が見られた。

真司の愛情があってこそだと侑一。

そこで、松尾という男性に会う二人。

実は彼もアルツハイマー前段階の経度認知症だったのだ。

しかも、病気がわかってすぐに、妻は出ていったらしい。

小説が売れて、ファンからたくさんのアップルパイが届き、あちこちに配る二人。

そんな中、尚は続編を期待するが、真司は世の中に出した作品は、もう自分たちのものではない。

幸せは書きにくいと断る。

実は真司は、ささやかな幸せは自分のためにとっておこうと思うのだった。

そして、尚に子どもを作ることを提案する。

しかし尚は、子どもの成長を見ることができないからと乗り気ではない。

そのことを尚の元婚約者で主治医の侑市に相談にいくと、迷いがあるならやめたほうがいい。

真司とよく話し合うようにアドレスされる。

そして、尚の落ち着いてる様子から、医学部の学生たちに講演をしてほしいと頼む。

医者として、もう誰の役にもたてないと思っていた尚は、講演することで、学生の勉強になり、自分の治療にもなると聞いて二つ返事で承諾する。

病院で出会った松尾も、昨年同じように講演をしたことから、相談にのってもらう尚。

講演へ向けて準備をすすめ、当日を迎える。

そんなとき突然、小説に関する取材で尚の講演に遅れることになった真司だが、尚は真司の小説のためならと快く送り出す。

侑市に一通り紹介され、尚が演題にたつと、マイクのキーンという音に、反射性失神を起こし倒れてしまう。

すぐに真司が呼ばれるが、尚の病室には松尾がいて、「真司」とうわ言をいう尚に、キスしているのだった。

そこへ真司が到着。

一瞬目をあけた尚に、「誰?」と言われる真司。

侑一によると、この失神がきっかけで、アルツハイマーが進行する可能性があるとのことだった。

事の重大さに気付き、自分を忘れていく妻のことを、再び小説に書き留めようと心に決める真司であった。

金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第6話の感想と見どころ

 

アルツハイマーの進行を遅らせるのに、規則正しい生活やバランスの取れた食事が大切だと侑市が説明していましたが、結局これはどんな病気にも当てはまることなのではないかと思いました。

でも一番たいせつなのは「愛情」というのを聞いて、病気の治療には、まだまだ医学では解明できない部分があるのだなと改めて感じました。

尚は自分がアルツハイマーになる前段階と知って、残りの時間を真司とともに過ごしたいと願って、その願いは叶いましたが、松尾のように、病気がわかって妻が出ていってしまうこともきっと多いのだろうと思います。

若年性アルツハイマーの妻を、最後まで見届けようという真司の勇気と愛情には、本当に感動です。

私には自分たちの愛する人が、いつか自分のことがわからなくなってしまうなんて、きっと堪えられないだろうと思います。

また、侑市も尚のことを本当に愛していたのだろうと思います。

だからこそ、主治医としてだけでなく、少しでも尚の病気の進行を遅らせようとしているのでしょう。

さらに、自分の病気についての、学生たちへの講演を引き受けた尚も強い人だと思います。

もし私が尚だったら、人の役にたつからと、辛い状況を話すことはできないでしょう。

神様は、その困難を乗り越えられる人にだけ、困難を与えると聞いたことがありますが、そういうことなのかもしれないと思いました。

金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第7話への期待・展望

 

一瞬、真司のことを認知できなかった尚だったけれど、落ち着いたら、また記憶を取り戻すことと思います。

そのうえで、きっと子供を作ることを考えることでしょう。

しかし、予告で、松尾が「尚がほしい。

たとえ真司を殺しても」と言っていたのがとても気になりました。

松尾がそんなことを言うのも、病気が云わせて言わせてるのでしょう。

侑市がそのことに気付き、彼の心をすくってくれることに期待したいです。

治験薬によって、少しでも進行がとまることを願いたいです。