金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第7話の視聴率
9.0%
金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第7話のあらすじネタバレ
脳みそとアップルパイも順調で、尚は井原先生からのお誘いを受け、学生たちの前で自分がこれまで体験したことを語ることになっていた。
前日まで尚は真司と家で練習し、尚の調子もとても良かったが、いざ当日、真司が間に合う前にマイクのノイズ音を聞いた尚が倒れてしまった。
入院し、無事意識は取り戻すが、意識を失ったことをきっかけに、尚の病気は進行してしまっていた。
軽度認知障害と診断されていた尚は、真司との子供を真剣に考えるために、井原先生に新薬の被験者になることをお願いしていたが、それに向けた検査によって、尚の病気は、軽度認知障害からアルツハイマー病に進行していることが明らかとなり、新薬の対象から外れてしまう。
絶望的な状況に、真司は憤りを隠せない。
尚も放心状態で、幸せだった2人は、一気に奈落の底に突き落とされたようだった。
真司は、脳みそとアップルパイの映画化と、続編を書くことを決心する。
一方、尚と同じ病気を持つ、謎のキラースマイルの公平は真司に、尚を欲しいと言い不必要に尚に近づく。
真司は心配をかけまいと尚には何も言わずにいたが、井原先生の助手が、尚が学生の前で発表した日の教室の映像の異変に気付く。
マイクのノイズ音の正体は公平の仕業だったのだ。
金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第7話の感想と見どころ
やはり、あの突然のノイズ音は公平の仕業だったかと思うととても腹立たしい。
そしてそれがきっかけと言い切っていいのかわからないが、差し金になって、尚の病気が進行してしまったことに悔しさも感じる。
小池徹平演じる公平は本当に不気味とも言えるオーラとキラースマイルが本当にリアルに表現されていて、見ていて得体の知れない恐ろしさを感じることがある。
また、6話を見ていく中で改めて、若年性アルツハイマー病の、自分は生きているのに自分が自分で亡くなっていく残酷さや、それを側で見ることしかできない周囲の人の苦しさを感じた。
ムロツヨシ演じる真司は、思いやりがあってユーモアがあって、真剣でロマンチックなところがムロツヨシ本人とそっくりな気がして、映画のどこにも違和感を感じない。
彼の笑顔に励まされ、彼の涙に涙し、毎日を一歩一歩共に歩んでいる2人の関係は、病気の有り無し関わらず、理想の関係だなと感じる。
これから先の未来を考え、漠然とした不安や恐怖を感じるも、表に出さないよう気遣う尚と真司の絶妙な表情や話し方などの表現は見どころだと思う。
また、井原先生の医者としての患者の接し方と、人間としての接し方が絶妙に織り混ざった演技はなんとも表現し難い彼の凄さだ。
金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』第8話への期待・展望
今後尚と真司の関係にどう関わっていくのか気になる。
また、カメラの映像にもあったように、明らかに非道な行動を知った井原先生はどう行動していくのか、どうか公平が2人の幸せな生活をぶち壊すことがないことを祈る。
井原先生と尚の母親との関係も見どころだ。
井原先生は、尚の母が娘の病気の進行にショックを受けやけ酒していたところに優しく手を伸ばし、これからお互いに惹かれ合いそうな予感もする。
しかし井原先生の家庭環境と2人の年齢差から、この2人が結ばれることはないようにも思える。
いずれにしろ今後気になるところである。
また、尚の病気が今後どう進行していき、真司はそんな尚をどう支え続けていくのか、とても期待している。
ムロツヨシと戸田恵梨香のこのコンビしかできない2人の演技に期する。