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映画【DEATH NOTE:デスノート】ネタバレあらすじ・感想

映画【DEATH NOTE:デスノート

映画【DEATH NOTE:デスノート】情報・キャスト

公開日: 2006年
監督: 金子修介主演俳優・女優
夜神月 : 藤原竜也
注目の俳優・女優キャスト
L / 竜崎 : 松山ケンイチ
南空ナオミ : 瀬戸朝香
秋野詩織 : 香椎由宇
レイ・イワマツ : 細川茂樹
夜神幸子 : 五大路子
夜神粧裕 : 満島ひかり
宇生田 : 中村育二
松田 : 青山草太
模木 : 清水伸
相沢 : 奥田達士
佐波 : 小松みゆき
松原 : 中原丈雄

 

映画【DEATH NOTE:デスノート】ネタバレあらすじ

あるとき、刑事の息子である夜神月(藤原竜也)は一冊の黒いノートを見つける。

そのノートには英語で

「このノートに名前を書かれたものは死ぬ。死の詳細などを書いたらその通りに死ぬ。」

といったことが書かれており、夜神月は実際に自分に絡んできた悪人に対してこのノートを使ってしまう。

するとこのノートに書かれている通り、その悪人は目の前で死んでしまった。

 

夜神月は恐ろしくなり、自分の部屋に閉じこもり、このノートをどうすべきかを考える。

 

すると、ある考えが頭をよぎった。

 

数か月後、月のデスノートには数百人分の名前が記載されている。

全て犯罪や悪行をした人物であった。

 

月は刑事を父に持つせいか正義感がとても強く、

「自分がこの世界を変える。新世界の神となる。」

と考えていた矢先、月の部屋にある悪魔が登場した。

 

名前をリュークと名乗った。

 

リュークはそのノートの持ち主であり、人間界にノートを落としてしまったのだ。

 

リュークは月にそのノートを返してほしいとは思わないし、月に干渉しない、ただ人間がこのノートを使用するとどうなるのか見てみたいと月に伝えた。

 

月は毎日毎日、犯罪者をノートに書くことにより、メディアはこの犯罪者の不自然な死を取り上げたことにより、世間では誰かが犯罪者を消していると話題になり、犯罪者を消している人物を「キラ」と呼ぶようになる。

 

世間ではだれもが知る存在になった。

 

一方で、この連続犯罪者の不自然な死に方は天才名探偵であるL(松山ケンイチ)の耳に届き、Lもこの不可思議な事件を解決するため動き出す。

 

夜神月、Lの心理戦が幕を開く。

 

映画【DEATH NOTE:デスノート】の感想と見どころ

 

とにかく、心理戦が熱い。

天才対天才の戦いはこれまで日本映画ではあまり見かけたことがないので見ごたえがあった。

 

そして原作が漫画だけど、漫画やアニメを実写化すれば必ず原作ファンからの批判が飛び交うのだが、この作品は公開前こそ批判の声があったが、公開と同時にその声も無くなり、絶賛した声が多くなった。

 

それには蜷川幸雄の舞台などで培ってきた確かな演技力のある藤原竜也の演技力と、ほぼ新人ながらLになりきったカメレオン俳優松山ケンイチの演技力のおかげだと私は考える。

 

私が一番見ていて鳥肌が立ってしまったのはラストの藤原竜也の演技力である。

あそこまで憎しみ、憎悪、恐怖を完璧に表した演技は彼にしかできないと感じた。

 

叫びながらにらみつけて、笑いながらにらみつける表現はかれにしかできまい。

この作品の藤原竜也の演技は2018年現在でも芸人がまねをするほどの影響力があった。

そう。

この作品で「あああああああ」といった名台詞が生まれたのである。

一方で、Lを演じた松山ケンイチは原作を忠実に再現してくれた。

 

原作ファンはおおいに喜び、感激したのである。

この作品で彼は一気に知名度を得て、多くの作品に出演し、カメレオンは言う名を獲得することになる。

 

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藤原竜也の「カイジ」は本当に面白い。

この作品に出演してから彼には様々なくずな役が多くなったと思う。

だが、この作品も彼にしかできない役だと思うし、藤原竜也の代名詞でもある絶叫もこの作品で味わうことことが可能である。