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土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』第3話の視聴率
8.5%
土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』第3話のあらすじネタバレ
前回の功績から勝手に、勝手田刑事の後継者にさせられた斑目勉。
お茶汲みや取り調べの見学など、無駄な仕事しかないと係長に異動を願い出る。
そんな折に金塊窃盗団が現れる。
いつものようにバーで煙鴉に刑事をやめたいと愚痴をこぼす斑目刑事。
そんな彼に煙鴉はゲーセンで遊んでこいとすすめる。
ゲーセンで対戦した田中と意気投合する勉。
刑事であることは隠し、仕事や上司の不満を話したことで窃盗団に誘われる。
実は勉に犯人逮捕の手柄をたてさせようと、わざと煙鴉が田中に引き合わせたのだった。
田中に誘われたことを係長や三課に話した勉は潜入捜査をさせられるはめに。
金庫破りの当日、発信器を身につけた勉は、他の仲間(みんな初対面で集められた)とともに向かう。
三課は後を追う。
しかし勉が身分を偽っていたことがばれて田中と共に金庫に閉じ込められてしまう。
酸素は四時間しかもたないが、金庫のナンバーを知っている支店長と副支店長ともに連絡がつかない。
元音楽隊所属だった美希がその耳を武器にひとつはキーを開けることができたが、このペースでは間に合わないと勝手田は山梨のペンションまで支店長をつれにいく。
と、皇子山も出ていく。
向かった先は煙鴉のいるバーだった。
勉が金庫に閉じ込められてることを告げると、自分が開けられると思われていることに躊躇するが、金庫へ向かう。
最後のひとつを残して開けたが、全てあけるとつかまるとわかっていたが、その時支店長がやってきて無事二人を救出することができた。
勉が刑事であることを知った田中は「君には仲間がいたんだね」とつぶやく。
それに対して勉は「君にもマスタードラゴンが現れる」とゲームの最強味方を文字って励ますのだった。
翌日から、また勝手田の下働きをする勉だが、無駄な仕事にも少しやる気が見られるようになった。
土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』第3話の感想と見どころ
どんな仕事でも、新人のうちは下働きのような仕事をさせられるだろうと思いますが、勉のように今の若者には、それは「無駄な仕事」てして受け止められるのだろうと思いました。
また仕事は一人でやっているわけではなく、チームでやるからこそ達成感も得られるのではないかと思います。
今回の勉がゲーセンで知り合った田中はひどいいじめを受け続けて、学校に居場所がなく大人達の中で居場所を見つけたから犯罪に手を染めたのだろうと勉が言ってました。
それを聞いてオレオレ詐欺の手下には高校生などがいるという現状が理解できるように思いました。
もし田中がもっと早く勉のような人に出会っていたら、窃盗団の一味になんて加わらなかったのだと思います。
また、皇子山刑事が、煙鴉を泥棒と疑っているのに、勉を助けにいくところは煙鴉と勉の絆を感じました。
全般的にシリアスなストーリーでしたが、鯨岡係長が三課のメンバーを「精鋭部隊」と思っていたら、各部署からいなくなってせいせいする「せいせい部隊だわ」とか、息が上がってしまい自転車泥棒一件しか捕まえられない軟弱なメンバーを称して「それじゃあ、ぜーぜー部隊じゃない!」と言うのには笑ってしまいました。
天然で、ちょっとほっとする存在だと思いました。
土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』第4話への期待・展望
今回の田中との話を通して少し刑事という仕事にやる気が出てきた勉が煙鴉とさらに強力なタッグを組んで泥棒を捕まえていくことが期待できます。
また皇子山刑事が煙鴉のことを疑いはじめているので、どこまで自分が泥棒であることを確信させずに勉とうまくやっていくのかが見ものです。