後妻業 第2話のあらすじ (ネタバレあり)
朋美の父親の耕造と結婚したものの、耕造の娘たちが父親と接点が薄いことや、耕造の命が短いことから、遺産を奪おうと考えていた小夜子は、柏木とともに耕造のマンションに来ていました。
耕三の容体が安定はしているものの、さっさと金庫を開けてお金を奪ってしまおうと二人は考えていましたが、耕造のお金に対する守りは頑丈で、なかなか金庫が空きませんでした。
小夜子のことを学生時代の先輩である本多に調べてもらうことになった朋美は、事務所に戻ると、夫が新人スタッフと楽しそうにしているのを見て、ガッカリします。
本多は、刑事時代の後輩から、「小夜子の戸籍を調べているところです。」という連絡を受けます。
本多は、子連れの女性と家庭を持っていましたが、妻はパート先の相手だと偽って、知らない男性と交際している様子でした。
息子にケーキを買ってきた本多は、カップ麺を食べる息子を見て、
「ご飯くらい、自分の手で作ってあげたらどうだ。」と妻に言います。
医師から、耕造がよくなってきたので、他の病院に転院する手続きを取ってほしいと言われた小夜子は、めんどくさいと感じます。
朋美はキャリア持ちなので喧嘩になるだろうと考えた小夜子は、話が分かりそうな姉の方に連絡をしてみるも、忙しいから朋美に聞いてほしいと押し付けるような態度をとっていました。
朋美の方がマシだと感じた小夜子は、朋美がどうにか仕事を調節するというので、医師との面接の方を無理やり任せます。
翌日、朋美と姉が医師と相談しているすきに、小夜子は柏木とともに、耕造の病室に銀行員を呼んで、相続の手続きをします。
小夜子は、意識がもうろうとしている耕造の首をわざと動かすなどして、同意を得たと見せかけます。
柏木の事務所に戻った小夜子と柏木は、お金を分け合いますが、朋美と姉は耕造の介護について悩んでいました。
朋美は、実家に住んでいる姉が面倒を見るべきだと言いますが、朋美が仕事の合間を縫って世話をする羽目になりました。
ところが、小夜子が夜中の病院に侵入し、耕造に注射を打って死なせようとしました。
柏木の話によると、点滴の針の跡が多いから、どこに打ってもわからないだろう、注射器はわからないように捨てればいいとのことでした。
容体が急変した、歳だから仕方がないと医師は朋美に説明し、亡くなった父親の前で朋美が泣いていると、小夜子がタイミングよく出てきて大泣きします。
姉があきれていると、早速喪主をすると小夜子が言ったので、朋美は反対します。
姉は「そうしてくれると嬉しい。」と喜び、小夜子からも遺産相続関係の資料を渡され、そこに小夜子の名前があるのを発見します。
葬儀の後、本多が朋美の事務所にやってきて、小夜子は3度も結婚しており、どうしてか今の旦那とは内縁の関係だと報告します。
小夜子が許せない朋美は、引き続き捜査を続行することを希望します。
小夜子は、後妻業を終えた後に必ず教会でお祈りをする習慣があり、今回も耕造のために祈りを捧げます。
そして、老人ホームに向かい、新しいターゲットに声をかけました。
後妻業 第2話の感想と見どころ
後妻業2話のみどころは、柏木と小夜子がタッグを組んで、耕造の遺産を奪おうとするところです。
小夜子は仕事上だと思っている感じですが、柏木は小夜子を大切にしようとしている空気があるので、二人は仕事上の夫婦に見えるところが良いと思いました。
朝ドラでは、落ち着ついた母親など、母親役が多いイメージの木村佳乃さんが、自由奔放で、「口座で受け取らないと、履歴がばれるだろう。」と柏木に突っ込まれるなど、どこか抜けているのが面白いです。
夫婦やパートナーは、お互い同じ空気がある方がいいような気がするけれど、凸凹しているからこそ、お互いを補い合える部分があるとしっくりいくのかなと小夜子と柏木を見て思えました。
一方で、事実婚は名字を変えたくないとか、結婚という縛られた感じに囚われたくない人にとっていい選択だと思っていました。
朋美は仕事上、籍を入れない選択をしたのかもしれませんが、段々子供も育ててみたいと思い、産んだら籍を入れようとしていたのかなと思いました。
朋美の夫がふらふらしてしまう場面を見たことで、籍を入れないことで入院の時などにトラブルが生じるという話は聞いたことがありましたが、事実婚は容易なことではないんだなと改めて感じました。
後妻業 第3話への期待・展望
柏木が葬儀があったのにお酒を開けようと楽しんでいる姿を見た、ホステスの三好は、柏木が怪しい仕事をしているのではと感じ、本多の探偵に依頼するかもしれません。
なので、本多は小夜子のことと並行して柏木のことも調べることになり、柏木と小夜子が組んでいるというところまで付き止めそうな気がします。
柏木は、三好の仕業だと気づくかもしれませんが、柏木が自分と結婚してくれたら黙っておくと言いそうですが、柏木は小夜子が好きだと思うので、自分の身がどうなろうと、小夜子と地獄まで行こうと決めそうです。
朋美の夫は、朋美に内緒で新人の女性との間に子供を作ってしまい、激怒した朋美は事務所を辞め、後妻業をこの世からなくすためにも、本多の事務所を手伝うと思います。