後妻業 第6話のあらすじ (ネタバレあり)
朋美は、事務所スタッフの恵美理の前で、「人の夫と不倫関係にあるくせに」とキレますが、内縁の夫だからいいだろうと言い返されてしまいます。
小夜子にも子供がいたかもしれないと知った朋美は、本多と一夜を共にします。
目が覚めると、本多と一緒にベッドにいたことを後ろめたく感じた朋美は、「もう会うのはやめよう。」と切り出します。
事務所に戻ると、夫が心配そうにしていたので、朋美は「一人でビジネスホテルに泊まった。」と、嘘をつきます。
小夜子は、元医者である笹島に手を出し、婚約の約束をします。
指輪まで買ってもらうことになりますが、
「遺産は子供にやるつもりはないけれど、小夜子ばかりに渡す訳にもいかない。」
と曖昧な発言に小夜子はむっとしますが司法書士を連れてきてサインさせます。
本多の情報によると、笹島は朋美にリフォームを依頼してきたお客でもあったので、父のような目に会わせたくないと、朋美は笹島に小夜子のことをすべて話すと、笹島は納得しました。
ところが、朋美が小夜子の家にやってきてそのことを報告すると、朋美と本多の不倫現場の写真を持っていた小夜子は、それを世間にばらし、仕事の信用を失わせてもいいと逆上してきました。
以前、朋美が電話で「あなたに子供がいたら、かわいそう。」と言っていたのが気になっていた小夜子は、朋美が夫とうまくいかないのは子供がいないのが原因だと、朋美の過去を暴き出します。
小夜子は笹島に、電話でウソ泣きをしながら、朋美の言っていることは誤解だと説得します。
朋美は、夫と寝室を別々にしたり、仕事をしてもはかどらなかったりしていました。
夫のパソコンを見ると、出張と言っておきながら、二人分のチケットを手配していたので、朋美は夫との新婚旅行の写真を燃やします。
そして、柏木の営む結婚相談所へやってきます。
朋美と本多の不倫のことを知らないと言い切る柏木に、
「小夜子なんかより、私と組んで、今までの罪をなしにしないか。」
と朋美は言いだします。
本多は朋美のことをずっと心配していましたが、連絡が取れないので留守電にメッセージを入れました。
そこへ、刑事時代の部下がやってきて、「笹島が今朝死んでいた」と告げます。
一方、小夜子は舟山という紳士的で英語が堪能なイケメンと食事に行きます。
良い雰囲気になりつつも、小夜子の過去を聞こうとする舟山に、小夜子は焦りを感じます。
ところが、失礼なことをしたと反省する舟山を見て、小夜子は動揺します。
後妻業 第6話の感想と見どころ
後妻業6話のみどころは、朋美が不倫してしまい、その後どういった行動に出るかというところだと思いました。
今までの朋美なら、相手に不倫されても見ないふりをしたり、他の人と不倫に走らなかったと思いますが、小夜子と出会ってしまったことで、変わってしまったのだと思います。
内縁の夫が浮気をしたのは、子供がいないことは勿論かもしれませんが、朋美がバリバリ仕事が出来て、本当は籍を入れたいのに入れなかったところにあるのかなと思いました。
朋美が、本多のことを学生時代に慕ってはいたものの、社会人になり、事実婚したことで気持ちは変わってしまったので、本多への気持ちは昔ほどないのかなと感じました。
もし、まだ本多が好きなら、さっさと内縁の夫と別れていると思ったからです。
朋美は、柏木に小夜子を陥れるために話をしに行きましたが、父を小夜子に殺されたり、夫を部下にとられたことで、自分も小夜子の慕っている人を奪ってやろうと思ったのかなと感じました。
人は、嫌なことをされたら他人にはしないとわかっていても、無意識にしてしまうことがあるからです。
小夜子が次々と後妻相手とひっきりなしに付き合おうとする場面も、驚かされました。
結婚相手を探すのに苦労する今の時代、小夜子が後妻業でなかったら、お手本になるのにと思いました。
後妻業 第7話への期待・展望
小夜子は、舟山と過ごす時間が楽しくなってしまい、遺産の話を柏木からされても、上の空になってしまうと思います。
そして、柏木以外に自分の過去を話したことがなかったのに、話そうとしてしまうでしょう。
だけど、話すと嫌われると思った小夜子は、舟山とどう付き合っていけばいいか悩むと思います。
朋美の内縁の夫は、朋美と籍を入れていないことをいいことに、海外に不倫相手とそのまま移住し、そっちで籍を入れてしまうかもしれません。
朋美は、小夜子と同じようにどんどん悪い道へ進もうとしてしまい、小夜子は逆に舟山と出会ったことで、良い道へと進もうとするのではと思います。
本多は、朋美と柏木が一緒にいるのを見て、二人を引き裂こうと必死になるのかなと楽しみです。