初めて恋をした日に読む話 第6話のあらすじ (ネタバレあり)
順子は美和の元を訪れ、山下と一晩ともに過ごしたこと、匡平が自分のことを好きだと気づいたことを話す。
そして、順子は今は匡平を東大に合格させることが何よりも大事で最優先すべきことだと再認識するのだった。
匡平は、学校に登校せずカフェに自習をしに行く。
するとそこで偶然雅志が来て、同じテーブルでコーヒーを飲むことに。
すると、匡平は嫌いになりそうなくらい順子が好きだと順子への熱い思いを雅志にぶつけると、雅志は戸惑うのだった。
その後、匡平は塾で順子に会い勉強を教えてもらうも冷たい態度をとる。
順子は匡平に同年代の女の子と恋愛をさせようと考え、美香を授業に参加させるのだった。
そんななか、美和の提案で順子たちの高校の同窓会が開くことになり、雅志が幹事をすることに。
順子以外の女子にはそこそこモテる雅志は、それを利用して順子に魅力ある男だとアピールしようと考えたのだった。
夏休みを目前に控え、順子は匡平にこの夏休みが山だと伝え気合いを入れる。
そして夏休みの間匡平は塾で、家で、勉強に打ち込むのだった。
しかし、夏休みが明けるも匡平の東大模試の判定はE判定で順子は自分の教え方について悩み始める。
その夜、順子は美和と食事をし、そこで同窓会が開かれるという話を聞く。
順子は同窓会に行く気が無いことを伝えるが、美和がそこで彼氏を見つければ匡平が順子のことを好きだという気の迷いもおさまるだろうと言う。
すると順子はその言葉に納得し、同窓会に行くことを決めるのだった。
順子が同窓会に参加することを知った雅志は喜び、ウキウキ気分で当日どんな服を着て行くか悩むのだった。
同窓会当日、幹事の雅志は一足早く会場に行き準備を進めていた。
その頃、順子は匡平への授業が終わり同窓会に向かおうとすると、匡平からまだ勉強を教えて欲しいと言われ、順子は塾に残って勉強を教えることに。
そして、順子が来ないまで同窓会はスタートしてしまい、その後、順子は雅志に同窓会にいけないことを伝えるのだった。
同窓会会場に遅れて山下がやって来ると美和が「いい男じゃん」と目を輝かせる。
雅志と山下が再会すると、雅志は山下が匡平の高校の担任の先生で順子と連絡を取り合っていることを知り驚き急にソワソワし始める。
すると、美香の提案で場所を移して二次会を行うことに。
同窓会会場を後にした美和は二次会の場所に向かい歩いていると突然、土砂降りの雨が降って来て近くの屋根の下で雨宿りすることに。
するとその場所にある男性も雨宿りにやって来て、二人は話すと、美和はその男性に運命を感じる。
実はその男性は、雅志の職場の後輩だった。
そして雅志の後輩の誘いで美和は二人でお茶をすることに。
山下と雅志は二次会会場で美香が来るのを待っていた。
二人の間を気まずい空気が流れる中、山下は今でも順子のことを好きだということ、この前順子の部屋に泊まったことを雅志に話す。
するとそれを聞いた雅志は山下を殴りつけるのだった。
その頃、帰宅した順子は自分の数学の教え方が正しいのかわからなくなり、東大専門塾をネットで検索するのだった。
次の日、殴られた顔で学校に来た山下の様子に生徒たちは驚く。
匡平は休み時間に山下に順子との関係について尋ねると、山下は順子への気持ちは遊びではないことを伝える。
それを聞いた匡平は順子を取られるつもりはないと宣戦布告するのだった。
雅志は仕事中の順子を訪ね、公園に連れ出し山下との関係を問い詰める。
順子が山下とは何もなかったことを説明し「雅志にだけは知られたくなかったのに・・・」と言う。
その言葉を聞いた雅志は順子が自分に気があると確信するのだが、実は順子は男の人を家に泊めたことを雅志から親にバレるのが嫌だと言う意味で言っただけだったのだ。
順子が帰宅すると家の前に山下が座っていた。
二人は話すために場所を変えると、山下は「春見のことが好きだ」と告白し、今すぐ付き合わなくてもいいから自分と会って欲しいと頼むのだった。
その頃、匡平は父親に東大に本気で入りたいなら優秀な家庭教師をつけると提案されるも、匡平は「一番大事なのは春見と合格することだ」とその提案を拒否するのだった。
次の日、順子は東大専門塾を訪れ、匡平の入塾を推薦する。
すると匡平は入塾を認められるのだった。
初めて恋をした日に読む話 第6話の感想と見どころ
今回は、順子のことを取り合う三人の男、雅志と匡平と山下のバトルが印象的だった。
山下と雅志が同窓会の二次会でバーで二人きりになってしまう場面では、二人は隣同士に座らず一つ席を空けて座っていて二人の間の物理的な距離が心の距離を物語っているなと感じた。
山下が雅志に順子の家に泊まったことを話し、雅志が山下を殴りつける場面では、雅志の荒々しい様子を始めて見たので驚いた。
またその場面から、雅志は山下を殴りつけるほど順子のことを想っているのだなという雅志の気持ちの強さを感じた。
雅志が順子に山下との関係を問い詰め、順子の「雅志にだけは知られたくなかったのに・・・」という言葉に雅志が自分に気があると勘違いする場面では、実際もし自分が雅志の立場でもこのシュチュエーションだと雅志と同じように勘違いするだろうなと観ていて思った。
何が何でも匡平を東大に合格させたい順子が東大専門塾に匡平を入れようとする場面では、順子と合格したいと強く思う匡平の気持ちとズレがあり、それに気付いていない順子を見ていてもどかしい気持ちになった。
また今回、美和の恋が動き始め、しかもその相手が雅志の職場の後輩だと明らかになった場面では驚きました。
今後この二人の恋もどうなっていくのか楽しみだ。
初めて恋をした日に読む話 第7話への期待・展望
今回のラストの場面では、順子と一緒に合格することが一番大事だと考えている匡平の気持ちとは裏腹に順子は東大専門塾に匡平を推薦し、匡平の父親のコネもあり入塾することが決まってしまい、次回このことを知った匡平は「余計なことするな!」と激怒しそうだ。
また、匡平の担当になった東大専門塾の百田先生が順子を睨みつける場面もあり、何か二人の間に昔の因縁みたいなものがあるのかなと少し思った。
次回、百田の登場が順子にどのような影響を与えて行くのか楽しみだ。
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