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ドラマ『ハラスメントゲーム』第3話のネタバレ・感想

ドラマ『ハラスメントゲーム』ネタバレ・感想

月曜ドラマ『ハラスメントゲーム』第3話の視聴率

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月曜ドラマ『ハラスメントゲーム』第3話のあらすじネタバレ

高村真琴に、先輩社員の徳永悠馬(斉藤工)から、所属部署の皆からパタニティーハラスメントを受けていると訴えがありました。

 

マルオーホールディングスでは育児のために労働時間を短縮できるイクメン時短という制度があり、それを利用しているのだが、まわりから非難されているというのです。

 

なんだか違和感を感じる秋津ですが、これからの会社には必要な制度だから穏便に収めて欲しいという丸尾社長に一任されて調査に赴きます。

 

徳永の所属する商品開発部は忙しく、周りが困っていても我関せずの態度の徳永は「同じ給料を貰っているのに」と部長にも同僚にも嫌われていました。

 

秋津は徳永にもっと楽な部署に異動できるようとりなすことを約束しました。

 

秋津は徳永のマンションでベビー用品が山積みされたパソコン部屋を見て、不審に思います。

 

また、ふいに泣き出した赤ん坊を徳永がうまくあやせないのも怪しみます。

秋津は顧問弁護士の矢澤と徳永を調査することにします。

また高村と徳永は過去になにかあったのではないかとも看破します。

 

実は徳永は「無職のイクメンパパ」というサイトを運営していて、メーカーからの広告費などで月収30万円もの利益を上げていました。

 

それは社員の副業を禁じているマルオーの服務規定違反に当たります。

 

徳永はブラックイクメン(イクメン制度で得た時間でアルバイトをして収入を得る人達)でした。

 

徳永に事実を突きつけると、すぐに謝り、副業をやめるのでこのことは内密にして欲しいと頼んできました。

 

高村も一緒に頭を下げ、秋津は今回だけ目をつぶることを承知しました。

矢澤はことがばれれば秋津や高村も報告義務違反になると危惧します。

 

秋津は徳永にもう少し職場のことも考えるよう諭します。

 

しかし、徳永はやめたと見せかけてサイト名を変えて副業を続け、職場での振る舞いも変えませんでした。

 

一方で秋津は徳永をかばったことがばれ、役員たちに呼ばれて糾弾されます。

秋津を怪しいと証言したのは徳永の上司、野村部長でした。

 

会社への背信を問われピンチな秋津ですが、すべてイクメン時短制度を軌道に乗せるため社長に一任されたことだと反論しました。

 

同意する丸尾社長。

 

そして、制度を悪用した徳永を自主退職させ、野村部長は配置転換するべきだと進言します。

部下に理解をもたず、徳永の労働意欲を無くさせたのは部長自身ではないかと指摘しました。

 

秋津は徳永の家を訪ね、自主退職するように勧告しますが、会社を恨む徳永は素直に応じません。

「働くのはバカバカしいが、給料は貰う。出る所に出てやる」と言う徳永に秋津は激怒。

 

「子供を言い訳に会社を裏切り、君を信じる高村まで裏切った。君はクズ中のクズだ。甘えるな。」と切り捨てる秋津。

 

徳永は「分かったよ。やめてやる。ネットで成功して会社を見返してやる」とタンカをきりました。

 

秋津は言い過ぎだと思う高村に、徳永にやる気を起こさせるためにわざと厳しく言ったのでは、と矢澤は言いました。

 

徳永は妻に「周りが悪いと言うのをやめた。やっとふっきれた」と笑顔を見せます。

その後、居酒屋で飲む秋津に、なにやら親しげに近づいて来る脇田常務の姿がありました。

月曜ドラマ『ハラスメントゲーム』第3話の感想と見どころ

 

これも賛否が分かれそうなイクメンパタハラ問題。

 

私は、いるいる、育児しているって過剰にアピールする奴、そういう奴に限って周りが困っていても我関せずなんだよねー。

 

と偏見たっぷりに言ってしまうのであります。

 

また、斉藤工の徳永が、高村さんに「一緒に働けて良かった、今度食事でもどう?」とチャラついていたので、ナルシストめ、とますます鳥肌が立ちます。

 

気持ちは完全にパタハラする側ですね。

いえいえ、男性も育児に参加するとか、いいことだと思うんですよ。

 

でも現状ではやはり不公平感があるんですかね。

周りに負担がかかってしまうとか。

 

制度を悪用してアルバイトにはげむのは犯罪ですらありますが、そうでなくても、イクメンにも周りにもお互い様という気持ちがないとやっていけません。

 

働くパパやママを支える側にも感謝をして欲しいんです。

当然の権利という前に。

 

ただでさえ、労働時間の裁量化が言われ、要領のいい人ほど時短で働くということになっていきそうな世の中、支える方がやってられないとならないようにして欲しいです。

 

今回、怪しげなさわやかさを持つイクメンに斉藤工さんがピッタリな配役でした。

イクメンの不自然さをすぐに見破る等、相変わらず鋭い観察眼を持つ秋津さんでしたね。

 

あと、やたら脇田常務の目を見つめて妖しくせまる美人秘書の小松さん。

 

小松さんにジェラシーを燃やす水谷取締役。

なにを考えているんでしょうねえ。

脇田常務、変にモテモテですね。

月曜ドラマ『ハラスメントゲーム』第4話への期待・展望

 

第4話は、黒谷友香演じる女性の新任部長が部下達にモラハラ攻撃を受けるという話らしいです。

 

女が自分より偉くなるのが許せない、器の小さい男の話なの?と思わせて、またひとひねりありそう。

 

「クズ中のクズ」と言われるのははたして誰なのかな。

それから、滝藤さんの丸尾社長、出番楽しみにしています。