水曜ドラマ『獣になれない私たち』第9話の視聴率
7.1%
水曜ドラマ『獣になれない私たち』第9話のあらすじネタバレ
晶が今まで各部署の業務が順調に進むよう動いてきた成果が出始めた社内。
それを見た九十九が晶の肩書に営業部長もつけ昇進させる。
さらに朱里を秘書に任命し、晶の要望通り秘書をつけたといわんばかりの表情をする。
突然の行変更と九十九の無茶な仕事の振り方にテンパる朱里だが、晶がサポートにまわり、二人の関係は良好になっていく。
しかし日曜まで九十九が連絡をよこすため無視をしていた朱里に九十九はカンカンに。
月曜出勤した朱里に一気にやるべき業務をまくし立て、急いで対応する朱里だったが、作業中も捲したてる九十九のせいでさらにテンパり、重大な情報漏洩を起こしてしまうのだった。
晶とゲームをして一夜を明かしたあと、モーニングを食べにいった恒星。
穏やかで優しい時間が晶と恒星に流れ、いい友人関係の二人だったが、恒星が加担する粉飾決済の書類提出期限まであと少しになっていた。
呉羽と恒星のハグ写真が週刊誌に載り、橘カイジとの結婚で騒がれていた後だけにマスコミが呉羽を追って5tap前に集まる。
マスコミに話をつけてこようと店舗の外に出た呉羽はいつもの調子で受け答えしてしまい、構成の命令で一朗が呉羽を店内に回収。
その後ネット上では呉羽の悪評が広まり、橘カイジの会社から、しばらく身を隠すように言われ部屋を用意され、そこで過ごすこととなる。
朱里は犯したミスにより会社に出られなくなり、2週間で辞めることとなる。
このことで九十九の機嫌がさらに悪くなり、社内でいつも以上に怒鳴り散らしていたが、ついに晶が声をあげた。
しかし九十九から、それなら辞めればいい。
お前がいなかなっても変わらん。
と言われてしまい、意気消沈した晶はそのまま退社してしまう。
一方粉飾決算の書類を出すことを拒んだ恒星。
そこに晶が現れ、会社に初めて吠えたが、自分は要らなかった、必要とされていなかったと吐露する。
泣き出しそうな晶を慰める恒星。
そして二人は一線を超えたが、翌日朝の帰り道、晶はん?間違えた?と一言自問自答するのだった。
水曜ドラマ『獣になれない私たち』第9話の感想と見どころ
晶対恒星のゲーム対戦から一夜明け、二人でモーニングを食べにいくまでの会話の柔らかさが観ていて心地よさと恥ずかしさを感じてとても良かった。
晶の部屋の更新期限と恒星の粉飾決算の提出期限。
それぞれの人生の切り替え地点となり得そうな表現と台詞回しが上手い。
モーニングを食べている二人の姿は恋人未満だが、この平和な距離感の関係が続けばいいのになと思わず思ってしまった。
京谷のマンションに突然千春さんが現れ、朱里と対面してしまってからが一番ヒヤヒヤした。
京谷も説明してなかった事だし、さらに晶と別れたことも知らされていない。
どうバレる、どう対処する!?と思ったら、まさかの晶宅に非難する朱里。
しかし千春が晶の家にも訪ねてきたため、結局鉢合わせをしてしまい、5tapで晶、千春さん、朱里の3人で話すことになったのは、ついにバレてしまった悪事を説明しているようでなんとも言えない気持ちになった。
しかし京谷も駆けつけた時には3人とも意気投合し女子会になっており、その様子にあっけにとられた京谷と私は同じ気持ちだったと思う。
カウンターに座り、隣に座る恒星から、晶となにもなかったことを知った京谷に、恒星が告げた今からでも話せばいいと京谷を後押しする言葉に、お?と感じたが、恒星も晶のことを大切に思っているのが言葉からにじみ出てきてニヤニヤとしてしまった。
今の関係を崩すには惜しい、というのは、恋愛感情として受け取っていいのか、ついにか、と思わず拳を握る。
九十九に潰された朱里を思いついにブチギレた晶に、やっと反撃できた!と喜んだが、九十九の辛辣な言葉に、早くこの会社やめて晶さん!とテレビの前で叫んでしまった。
その後恒星とついに体を重ねたシーンにグッときたが、まさか翌朝まちがえた?という晶があるとは思わなかったので、一筋縄ではやはり行かない人たちだと思ってしまった。
水曜ドラマ『獣になれない私たち』最終回への期待・展望
晶と恒星の関係の名前は変化するのか。
そして晶は九十九の元を辞めるのか。
呉羽のブランドや橘カイジとの、結婚は継続されるのか。
京谷は再び晶と向き合い関係を戻せるのか。
朱里は再び立ち上がれるのか。
5人それぞれがなりふり構わず獣になれるのか、それともタイトル通り結局獣にはなれないのか。
タイトルがどう回収されるのかが楽しみです。