サスペンス映画

映画【検察側の罪人】ネタバレあらすじ・感想

映画【検察側の罪人】情報・キャスト

公開日: 2018年
監督: 原田 眞人
123分
主演俳優
木村拓哉
二宮和也
吉高由里子

映画【検察側の罪人】ネタバレあらすじ

東京地検の昇進寸前と言われているエリート検事の最上毅 – 木村拓哉と同じ刑事部に最上が検察官教官時代に教え子だった沖野啓一郎 – 二宮和也が配属されます。

 

最上は沖野を可愛がっていたこともあり、最上は沖野に検察官のあるべき姿や「正義の剣」の意味や取り調べでの容疑者の捌き方や裁判や犯人の扱い方やノウハウなどを教えていきました。

 

そしてそんな時、老夫婦が何者かに刺殺される事件が発生します。

 

最上と沖野はその老夫婦刺殺事件の真相を突き止めるため事件現場に向かいます。

 

そして最上と沖野たちは事件の捜査を進めていくうちに事件を担当している警察本部から事件の重要参考人リストが作成され送信されます。

 

最上はそのリストに書かれている名前を眺めていると1つの名前を見て驚愕します。

 

そこには「松倉重生 – 酒向芳」と書かれていました。

 

松倉重生は数十年前、最上が大学生の頃の大学寮の寮母の一人娘で一番最上と縁があり仲が良かった人物でしたが、ある日その娘は何者かに襲われ強姦され絞殺されてしまいます。

 

この事件を女子中学生殺人事件として警察も検察も最上も必死で捜査して、やっとこの事件の重要参考人の容疑者で松倉が捕まりますが、結局証拠不十分でこの事件は時効となりました。

 

最上はこの事を頭に抱えながら今回の事件の捜査を進めていきます。

 

そして沖野が最上の内線での指示を受けながら松倉を取り調べをしますが、松倉は今回の老夫婦刺殺事件の事は何も知らないと話す。

 

しかし松倉は時効になったからと言って数十年前の女子中学生殺人事件の犯人は私だと松倉は自ら時効になった事件の犯行を自供した。

 

そして当時の犯人しかしらない犯行を告白する松倉に無線で取り調べを聴いてた最上は今度こそ松倉を法律で裁き罪を償わせて罰すると固く決意する。

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映画【検察側の罪人】の感想と見どころ

今作の「検察側の罪人」は「法廷」が登場しない「法律ミステリー映画」で、法廷を出さずに事件の展開や登場人物の感情や深層心理の動向を見せているのは本当にすごいなと思いました。

 

今作で一番印象に残ったのは今作の主人公の木村拓哉さん演じるエリート検事の最上毅の完璧さと超人的な記憶力でした。

 

最上の趣味である「誕生日占い」で旧友との会話でのシーンで、旧友と同じ誕生日の偉人を数名答えてみて。と旧友に半分冗談で最上に言いますが、最上は嫌々スラスラと言いあげてました。

 

そこでも完璧な記憶力を見せつけますが、仕事場でも容疑者の特徴や心理分析を徹底的して自身の記憶の中の本棚に整理するように、まさに超人的な記憶力を持つエリート検事なところがかなり印象的でした。

 

仕事終わりの時は沖野は新人検察官サークルで居酒屋で焼き鳥とビールをみんなで楽しむ程度ですが、最上は仕事終わりでもミシュランの星を取ってそうな高級和食店で大学時代の旧友であり、現在は政治家や警察組織の幹部や敏腕弁護士の友達とかなり凝ってる和食と熱燗を嗜みながらその友達と政治や経済の今後を簡単そうに早口でしゃべってるという感じです。

 

観ている側からしたら最上は「仕事場でもプライベートでも隙が無く安息する間も無いような完璧な人物」という印象をこの映画を観てそう思いました。

 

それを木村拓哉さんが完璧に演じきってました。

 

沖野の印象は「何とか最上さんに認めてもらうように最上さんみたいな検察官になる事と検察界隈の不慣れでまだバタバタな新人検察官」という印象でした。

 

そういった難しい役どころを二宮和也さんはしっかりと演じていました。

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映画【検察側の罪人】出演俳優や女優の他のドラマや映画・CMなどおすすめ

木村拓哉さんが主演をする映画無限の住人やドラマではBG 身辺警護人安堂ロイドMrBRAINが面白かったのでおすすめします。

二宮和也さんが主演するドラマでは流星の絆がかなり面白かったのでおすすめします。