木曜ドラマ『リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子』第5話の視聴率
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木曜ドラマ『リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子』第5話のあらすじネタバレ
京極法律事務所には新たな依頼もなく暇をしていたが、青島(林遣都)には事務所に入る前から継続して抱えている案件があった。
ベンチャー企業の代表をつとめる町村という男が、幼馴染で親友の武藤に激しい暴行を受けたということで、傷害事件になっている一件だった。
息子の無罪を信じて、町村にもいろいろ訴えかけていた武藤の母親は、心無い熱との書き込みにさらされ、叩かれ続けても息子のために頑張っていたが、一審で有罪判決を受けたあとに自殺してしまった。
そのため武藤本人もまたその父親も、他人を信じなくなっており、裁判は敗訴ムードが漂っていた。
しかし青島の弁護に手を貸すことになった小鳥遊(米倉涼子)たち京極法律事務所の面々は、徹底的に証人を探し、また町村の周辺を洗い出して、どうやら町村の後輩を中心とする半グレ集団が怪しいとにらむ。
なんとか新証人を見つけ出し、裁判に挑むが、状況は終始劣勢。
そこで青島は武藤の母親の手紙を、町村に読み聞かせる。
それによって町村は態度を軟化させ、すべての真実を語り、武藤は無罪となる。
京極法律事務所は、早速、武藤の母親に対してネットで悪質な書き込みをした者たちを特定、訴訟を起こす旨を明らかにする。
その夜、小鳥遊はすっかり頼もしくなった青島を部屋に呼び、ある裁判で助けてくれるように頼む。
木曜ドラマ『リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子』第5話の感想と見どころ
スタンダードな人情ものの法廷劇という展開は、このドラマにしては予想外の展開でした。
いつもならもっとバタバタした、コミカルさがあるのに、今回は青島の成長を視聴者に印象づけて、小鳥遊の抱えている問題を手伝わせる布石といえる内容ですね。
それにしても武藤の母親の手紙はねつ造くさいです。
これは青島の成長というよりは、むしろ彼が小鳥遊に感化されたと見た方がいいのかもしれません。
本人は小鳥遊とは違うと言ってはいますが。
何にせよ青島が京極法律事務所の戦力として、確実に認められたと言っていいと思います。
この第5話で気になるのは、小鳥遊の秘密の一端が、ちょろちょろと漏れてきたところです。
まず大鷹(勝村政信)が、ぽろりと彼女が弁護士資格を失った事件が暴力団がらみだと言っています。
また伊藤(安達祐実)が小鳥遊の過去について調べた内容を、皆に漏らしています。
それによって小鳥遊は結構な苦労人だし、弁護士時代も優秀で、正義感にあふれていたことがわかります。
その彼女が弁護士資格を失った理由はまだはっきりしませんが、最後の青島にある男の弁護を頼むシーンから、この男に関わる事件が関係するのだろうなと感じます。
いろいろなことが明らかになり、新たな布石もありで、見どころの多い回でした。
木曜ドラマ『リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子』第6話への期待・展望
まず、小鳥遊が青島に頼んだ弁護の件が気になるところです。
もしかしたら彼女が京極法律事務所をつくった目的は、この事件のためなのかもしれません。
そのためにスタッフの成長を待っているところであり、第5話の青島のように、使える駒になったら、その事件に使うという魂胆なのかもしれません。
いずれにせよ、ドラマ全体の展開を大きく左右する部分なので、見逃せないところです。
予告編によれば、第6話の中心となる事件は結婚詐欺がらみのようです。
その舞台となった結婚相談所に伊藤(安達祐実)が潜入するらしいのですが、これまで大きな出番がなかっただけに、ここでしっかりと存在感を出したいところです。
役者の安達さんとしても、ここは大きな見せどころと言えます。
ちょっと楽しみです。
また気になるのは、Feli&Temma法律事務所の動きです。
天馬(小日向文世)と小鳥遊が絡むシーンが、予告にありました。
何だかんだいって天馬は小鳥遊を目の上のたんこぶだと思っているでしょうから、ここの対立も見どころです。
そして天馬が小鳥遊が抱えている問題の事件とどう絡んでいるのかも、楽しみです。
それと事務所の名前ですが、Temmaは天馬のことでしょうが、Feliとは誰なんでしょう?これもドラマの布石なのでしょうか。
気になるところです。