メゾン・ド・ポリス 第2話のあらすじ (ネタバレあり)
72歳の独居老人の平松がトイレで死んでいるのが発見されました。
トイレのドアがコーキングで目張りがされ玄関とトイレの二重の蜜室でスマホで書いた遺書があり自殺と推測されました。
しかし老眼鏡も使わずスマホを操作したのもおかしいと疑問を持ったひよりは東堂と迫田を伴って現場に行きます。
平松は派手な服も持っており人生に失望した人間にしては派手すぎると、ひよりは疑問を持ちます。
東堂はクローゼットに残されたコートについた髪の毛を鑑定すると言い、ひよりは鑑識の杉岡を呼んで来ます。
杉岡は自殺だと言いますが、東堂は後輩のミスが見逃せないと言い、喧嘩別れになります。
そして数日後にひよりは夏目と共に第一発見者の三上を訪ねると三上の娘の小学校の三橋PTA会長や広報担当の森元や校長が同席します。
平松と三上は見回り隊員で面識があったそうで三上の疑いがSNSで噂になり疑いを晴らす意味もあって学校やPTAの面々が同席したようです。
通学路に平松が、いなかったと娘から言われて三上が平松のアパートに行ったと言います。
そこに夏目が現れ、三上を問い詰めます。
夏目は、よく平松がトイレにいると判ったと疑いを掛けます。
ひよりは動揺していた三上が何か隠していると思います。
夏目とひよりは夫婦を装い小学校の情報を公園の主婦たちから聞きます。
三上と本橋が不倫しているとの噂がありました。
しかもPTA会長の選挙の前に本橋の他に次期候補として森元が支持されていました。
本橋は政界進出の噂もありました。
平松は運動施設にも通っていて、平松と交際していた男性がいたそうで、平松には金づるもいたようでした。
平松は銀行口座を調べると誰かを恐喝していた疑いがあると、ひよりは上司に報告します。
一方、東堂は髪の毛だと思ったのがウサギの毛だとわかります。
ひよりは小学校のウサギの毛を探します。
三上が飛び降り自殺します。
スマホの記録から不倫関係だった本橋が疑われます。
三上は平松から恐喝されていてPTAの金を渡していたが、三上が平松を殺したと本橋が言います。
三上のクレジットカードの購入履歴から接着剤と睡眠薬が買われ平松の周辺から発見されたものと特定されます。
ひよりは玄関の鍵が何故閉まっていたのか疑問投げかけると他の刑事が、名探偵気取りのひよりを調子にのるなと牽制します。
ひよりは三上の葬儀に出ると三上の娘に自分のかつての姿をダブらせます。
三上の手についていた毛を杉岡が夏目に渡せと言います。
ひよりはメゾンドポリスに頭を下げて平松の家にあったウサギの毛と学校にウサギの毛は別だと東堂が言います。
迫田は三上には協力者がいたと言います。
そして次期PTA会長は森元に決まります。
ひよりは森元に三上と平松が森元のせいで死んだと言います。
森元と三上が平松を殺害したと言います。
森元と三上が不倫していると平松に恐喝していたからだと夏目が言います。
三上はPTAの金を不正に使っていたことを補填しなければならず、森元を頼った為、三上に罪を被せる為に屋上から突き落としたと言います。
森元が行ったことがないと言っていた平松の家のクローゼットから森元の服の毛を東堂が発見し、森元の証言が嘘とバレて森元は共犯を自供しました。
メゾン・ド・ポリス 第2話の感想と見どころ
密室殺人事件ということで、警察は自殺として処理しようとするのですが、ひよりが疑う場面は、段々と夏目から、なんでも疑えと教育されたせいか期待した通り、他殺の可能性が浮上して来て期待が膨らみました。
そして平松が恐喝を三上に行っていたとは予想外の展開でした。
本橋と三上の不倫をネタにゆすられていたので、三上の単独犯行でめでたしめでたしと思ったのですが、ひよりが単独犯行を疑ったときは、まさかと思いました。
他の刑事にしてみれば新人刑事に先を越されて面白くないのに、更に自分達の捜査を疑うようなことまで言われて激怒したのもわかる気がしましたが、結果、共犯がいたとわかり胸がスキットするような展開でした。
何事も疑いを持つということが重要で、それは鑑識の杉岡も同様で、引退した東堂を馬鹿に仕切った態度だったのが、メゾンドポリスの面々の鋭い洞察力によって事件に先入観を持っていたのが間違いだったと悟らされる場面も痛快でした。
それにしても、PTA会長を狙っていた森元は、ライバルの本橋を、不倫相手の三上を利用して陥れ、2人とも処分した上で、まんまと自分がPTA会長に収まって大成功だったはずなのに、ひよりが余計な疑いを持ったばかりに平松殺しの共犯がバレたのは気の毒でした。
東堂が平松の部屋のクローゼットから森元の服の毛を採取してのも見事で、自分が平松のアパートに行ったことがなかったと言ったのが、却って自分でクビを絞めたのは皮肉でした。
メゾン・ド・ポリス 第3話への期待・展望
猫が殺される事件が多発します。
しかも猫の死体に青いペンキが塗られています。
区の広報誌担当者の大槻がメゾンドポリスに来ます。
猫の事件を取り上げたら犯行予告が来たそうです。
ひよりが猫の殺された現場肉と、今度は人間の死体を見つけます。
夏目は猫の事件を追い、警察は人間の死体事件を追います。
警察は殺害された人の周辺を洗いますが、容疑者は浮上しません。
一方、夏目とひよりは地域の変質者を洗います。
そうすると以前にも猫の変死体事件があり、猫カフェの店長が罪を問われたとわかります。
しかし、店長にはアリバイが今回はありました。
他方、大槻は区の職員でしたが、非常勤で区の広報誌を編集していたものの契約を打ち切られるという瀬戸際にいたと夏目の内偵でわかります。
実は、殺された男性は区の職員だったのです。
そして大槻の元愛人だとわかり、その男が大槻にハラスメントを行っていて、2人が別れ話をしてときに大槻が謝って殺したとわかります。
そして、驚くべきことに、ひよりが猫の殺害が世間の眼を広報誌に向けさせるための大槻の自作自演だと暴くのですはないかと想像します。