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メゾン・ド・ポリス 第7話【高畑充希主演】あらすじネタバレ

メゾン・ド・ポリス 【高畑充希主演】あらすじネタバレ

メゾン・ド・ポリス 第7話のあらすじ (ネタバレあり)

メゾンのオーナー、伊達有嗣(近藤正臣)の幼馴染みで富豪の本郷幸成(井上順)の邸宅で窃盗事件が発生します。

 

金庫がこじ開けられ、有価証券などは無事でしたが、金庫内の5百万円が奪われます。

本郷から伊達に捜査依頼があり、本郷は、人知れずフィリピンに飛び立ちます。

 

メゾン住人の協力を得て、牧野ひより(高畑充希)の捜査が開始されます。

 

本郷は、内縁の妻の小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)の3人で箱根の別荘を訪れていて、その間に金庫破りに遭った模様です。

 

犯行のあった翌朝、本郷宅に出勤して来た家政婦の本宮カレン(大西礼芳)が、金庫が荒らされているのを発見し、通報しています。

 

そんな中、本郷は旅先で体調を崩して入院しており、事情聴取は出来ません。

 

ともあれ、ひよりの現場検証中、迫田(角野卓造)、藤堂(野口五郎)、夏目(西島秀俊)の3人が顔を出します。

 

藤堂は金庫の小さい穴に注目し、そこに鱗粉(りんぷん)が付着していると指摘します。

 

鱗粉とは蝶の羽に付いているもので、この粉末の浮遊を感じ取って金庫を開けてしまうという伝説の金庫破り師の手口に思い至る藤堂。

 

どうやら、かつて世間を賑わせたアゲハという伝説の金庫破り師の復活です。

と、後日、何者かによってカレンが襲われますが、幸い軽度の怪我で済みます。

 

一方、病状が良くなった本郷は、ひよりを指名して、事情聴取を受けることになります。

そこで、メゾンでカレンを預かるよう手配して欲しいと、ひよりに頼みます。

 

その頃、藤堂は、本郷の服用している薬に、ヒ素が混入していたことを突き止めます。

内縁の妻と看護士がヒ素を飲まそうとしていたのです。

 

逮捕に向かおうとしたところに、内縁の妻の小倉汐里と看護師の赤井美香が揃って署に自首して来ます。

 

実は、遺産目当ての2人が金庫を開けたのは遺言書の内容確認が目的で、本郷が就寝後、旅先から邸宅に戻って金庫を開けていたのでした。

 

そして、金庫内の遺言書に「遺産はカレンに」と書いてあるのを見て、カレンを転落死させようとしたのでした。

 

が、実は、2人の殺人計画を本郷は知っていて、彼は、大金を汐里と美香に渡して、金庫破りを自首せよと言いくるめたのでした。

 

本郷には隠しておきたい過去がありましたが、それが、遺言書見られたことで、カレンが娘であるというのがバレてしまいました。

 

カレンが娘だという秘密が汐里と美香にバレたので、その口止め料として大金を渡し、それから自首するよう頼んでいました。

 

事件の完全解決は目の前て、そこに、伊達有嗣がフィリピンから帰国します。

カレンの母親はフィリピン出身なのです。

 

アゲハ事件の共犯者として警察に拘束され、獄中で死んだフィリピン女性がカレンの母親でした。

 

このフィリピン女性の死後、伝説の金庫破りアゲハは、完全にその姿を、この世から消しています。

 

本当の娘のカレンに遺産を残したい本郷。

カレンも本郷の愛人の一人と思われていましたが、娘だったのです。

 

世間から身を隠しているとはいえ、どうにもならない金庫破りの性で、何時でも新しい最新技術の金庫を開けくなってしまう本郷は、次々に金庫を買い替えては開けるということをしていました。

 

それが金庫の穴の秘密でしたが、それとは別に、汐里と美香は金庫の蝶番部分を切断するという方法で金庫を開け、遺言書内容の確認の序に、そこに保管されていた5百万円を持ち去っていたのでした。

 

とにかく、アゲハが本郷だと分かり、夏目が、ひよりに本郷の処遇を託します。

 

大物金庫破りアゲハを検挙すれば、ひよりの最大の目標である「最強の刑事」の称号を得られる筈でしたが、ひよりは、本郷を検挙しないという選択をします。

 

ひよりは、本郷の検挙ではなく、本郷とカレンの今後の生活の継続維持を選択します。

 

メゾン・ド・ポリス 第7話の感想と見どころ

数々の美女と浮名を流してきた通称世田谷ジゴロ、富豪の本郷幸成役の井上順さんが面白く、キャラが生きています。

 

それにしても、このメゾンのオーナー、元警察庁キャリア、伊達有嗣が怪しすぎます。

 

天下の大泥棒、金庫破りのアゲハと知っていて、本郷と幼馴染の親しい関係を続けているのが余りにも不自然です。

 

伊達と本郷には、双方にとって大事な共通の隠し事があるのでしょうか。

 

また、ひよりの父は建設現場からの転落死で自殺と認定されていますし、また、夏目が警察を辞めた理由が、参考人として事情聴取した人物が、その直後に建設現場で転落死したからだということが分かります。

 

その妻からは、墓参りに訪れた際に人殺しと罵られて、花束を投げ付けられています。

 

どういう意図て転落死が偽装されたのか、その裏側の真実追及が、ひよりと夏目が求めているもの。

 

伝説の金庫破り師アゲハが本郷だと判明した時、夏目が、ひよりに選択を迫ります。

 

大物金庫破りを検挙すれば、ひよりの最大の目標である「最強の刑事」の称号を得られる筈でしたが、ひよりは本郷を検挙しないという選択をします。

 

本郷の娘カレンを想う気持ちに打たれたひよりは、検挙ではなく人情を選択しました。

メゾン・ド・ポリス 第8話への期待・展望

次回は、投稿サイトに、人が燃やされるという衝撃動画がアップされるというところから始まるようです。

 

昨今、異様な動画がYouTube投稿されるという現在の風潮を反映している事件ですから、それなりにリアリティがあります。

 

警察本部は、5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始します。

 

ひよりは、5年前の焼殺事件(デスダンス事件)を担当していた元刑事、夏目惣一郎(西島秀俊)に接触して、彼から話を聞きます。

 

夏目は本当のことを隠さずに話してくれるのでしょうか。

夏目の抱える闇、秘密の根はかなり深いように思われます。

 

館のオーナーであり元警察庁キャリア伊達有嗣との関係性が隠された鍵のようにも思われます。

そうでなければ、優秀な刑事だった人が、エプロン姿で雑用係というのが不自然すぎます。