日曜ドラマ『下町ロケット 第2シリーズ』第9話の視聴率
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日曜ドラマ『下町ロケット 第2シリーズ』第9話のあらすじネタバレ
農業機械の展示会『アグリジャパン』で、無人農業ロボット「アルファ1」は下町トラクター「ダーウィン」に様々な面で著しく劣ると言う事を証明する形となってしまった。
しかも、カカシをひき殺してしまったり転倒するなど農家の人が使う上に不安を覚えてしまう醜態を晒してしまったのです。
帝国重工の信用回復のため原因究明に奔走する的場達は、最初から自分たちの落ち度の可能性は認めません。
しかも、野木の自動走行制御システムに問題があったと結論づけ、開発コードをよこせと再び言い出します。
もちろん野木の長年の成果を簡単に渡すことは出来ません。
激しく責め立てられる野木を護る為に、航平はネットに掲載された映像を確認し機械側の不具合ではと・・・可能性を見出します。
何とか自動走行システムを佃制のトラクターに乗せて実験させて欲しいと訴えます。
渋る的場を説得して実験を行い、野木のシステムでも問題ないことを証明します。
しかし、的場達はなおも責任を野木に押しつけようとします。
その窮地を救ったのはなんと藤間社長でした。
原因究明を佃製作所に依頼し、野木に謝罪を行いました。
それにより野木と帝国重工の信頼関係も回復します。
しかし、佃製作所は再び無人農業ロボットのトランスミッションとエンジンの開発を依頼されてしまい窮地に立たされます。
世間で非難を浴びている「アルファ1」の味方をするのか・・・
日曜ドラマ『下町ロケット 第2シリーズ』第9話の感想と見どころ
兎に角腹立たしいくらいに帝国重工の的場が憎たらしく思えてしまいます。
特に下請けをまるで所有物のように考える言い方は時代錯誤だし、「録音されてSNSで拡散されたらどうする気なんだろう?」と思わずには居られません。
しかも原因もろくに調査せずに野木のシステムが原因と決めつける態度も最低です。
技術者であれば二度と起きないように原因究明するのが先決です。
何故ならば安全というもっとも大切なものが脅かされているのですから!悔しくて悔しくて、見ていても歯ぎしりしたくなり応援してはいけないけど・・・下町トラクター「ダーウィン」側に感情移入しそうになりました。
でも会社を私的な復習の為に利用するのってなんだか寂しいですよね。
特に野木が可哀想です。
長年研究した素晴らしいものを私的な感情で振り回されてしまうんですから。
それでも航平との友情を信じて踏ん張る野木の姿は素敵でした。
本当に二人とも日本の農業について真剣に考えているのが分りました。
そして、殿さんが退場してしまったのかな・・・と、思いましたが凄く大事なポジションを持っている姿に胸が熱くなりました。
特に古いしがらみを感じさせる人間関係と戦う姿は佃製作所に居たときよりも更に逞しく感じてしまいました。
日曜ドラマ『下町ロケット 第2シリーズ』第10話への期待・展望
いよいよ反撃開始!と言う雰囲気を感じました。
そして出来れば早く寂しそうな島津を救って欲しいです。
あんなに頑張っていたのに日陰に追いやられてしまうのは可哀想過ぎます。
航平が次回で彼女に救いをもたらしてくれることに期待しています。