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映画【そして父になる】ネタバレあらすじ・感想

映画【そして父になる】情報・キャスト

 

公開日: 2013年
監督: 是枝裕和
2時間
主演俳優
福山雅治
注目の俳優・女優
尾野真千子
樹木希林
リリーフランキー

映画【そして父になる】ネタバレあらすじ

野々宮良多:福山雅治は建設会社に勤めるエリートで、妻野々宮みどり:尾野真千子と一人息子の野々宮慶多:二宮慶多と3人で、東京の高級マンションに住んでいます。

 

 

ある日、慶多の産まれた病院から電話があり「取り違え」の事実を知ります。

相手家族は斎木雄大:リリー・フランキー斎木ゆかり:真木よう子夫婦、その息子斎木琉晴:黄升炫だとわかります。

 

雄大は町の電気屋で、琉晴以外にも子供がいる庶民的な家族です。

 

経済的にも価値観も全く違う2つの家族は、家族で会うことを重ね、小学校入学前に子供を交換することを決意します。

 

ですが、良太はお金で子供二人を引き取れないかと提案し、雄大に大声で怒られます。

交換までの期間、週末だけ慶多と琉晴はそれぞれの家庭で過ごすことになります。

 

それから、それぞれの家庭で本格的に引き取られてゆくのです。

しかし、良太のしつけは厳しく琉晴は家出をして雄大の家に帰ってしまいます。

 

それから良太は琉晴との接し方を変えました。

 

一緒に部屋のベランダから釣りをしてみたり、部屋にテントを張って横になった時に琉晴は流れ星に「パパとママのところに帰りたい」「ごめんなさい」と、手で顔を隠します。

 

翌朝、良太は琉晴の写真を撮っていたときに何気なく画像を見てみると、慶多が撮った良太の寝ている写真がたくさん出てきます。

 

良太は涙を流し、琉晴を連れて斉木家に向かいます。

https://manialy.net/triumph-of-general-rouge/

 

 

映画【そして父になる】の感想と見どころ

良太は「血の繋がっていない子供を今まで通り愛せますか?」とゆかりに聞きます。

 

「愛せますよ。似てるとか似てないとか、そんなことにこだわっているのは、子供と繋がっている実感のない男だけよ」

 

とゆかりは答えます。

 

そんな良太が考えたのは、慶多と琉晴二人を引き取るということです。

 

「二人ともこっちに譲ってくれませんか?」

「ダメですか?」

「お金なら、まとまった額用意できますから」

 

とまで言ってしまいます。

 

 

もちろん、雄大やゆかりは怒りますが、みどりも驚きます。

 

「金で子供を買うんか!」

「負けたことのない奴は本当に人の心がわからん」

 

と言われ、良太は「なんで俺が電気屋に、あんなこと言われなきゃいけないんだろうなぁ」と帰りに呟きます。

 

全く気づいていない良太です。

その良太も琉晴を引き取り、厳しくしつけます。

 

同じ事を繰り返すのですね、良太は。

相手は琉晴なのに!気づいて、福山!という気分です。

 

そんな中、家の中から慶多の形跡を見つけます。

折り紙の花であったり、カメラに残った良太の画像です。

 

それは慶多の撮ったものでした。

良太がようやく慶多(が良太を見ていた)を発見します。

 

そして、迎えに行きます。

良太はそこで初めて慶多と向き合った言葉をかけます。

 

慶多は本当に優しい子だと思います。

https://manialy.net/akunin/

 

映画【そして父になる】出演俳優や女優の他のドラマや映画・CMなどおすすめ

樹木希林は、ちょい役なのですが存在感があります。

 

その樹木希林が主演をつとめた映画「あん」では、ハンセン病の老女です。

 

得意の「あん」をことこと煮ている姿は、それだけでどら焼きを食べたくなるくらいの「美味しさ」を表現していました。