テレビドラマ【東京タラレバ娘】情報・キャスト
公開日: 2017年1月18日~3月22日
日本テレビ系水曜 22:00 – 23:00
主演俳優・女優鎌田 倫子:吉高由里子
注目の俳優・女優キャスト
山川 香:榮倉奈々
鳥居 小雪:大島優子
KEY(鍵谷 春樹):鈴木亮平
鮫島 涼:平岡祐太
芝田 マミ:石川恋
テレビドラマ【東京タラレバ娘】ネタバレあらすじ
東京に住んでいるアラサーの仲良し3人の女性たちが、様々な人間関係の中で、自分の未来を見つけていく内容です。
主人公である鎌田倫子(以下倫子)は、売れない脚本家です。
その友人に、ネイリストの山川香(以下香)とお父さんの居酒屋「呑んべえ」の看板娘、鳥居小雪(以下小雪)の3人を交えながら物語が進行していきます。
倫子は、モデルのKEYと元同僚のプロデューサー早坂哲朗との恋模様を描いていきます。
倫子はKEYと小雪の居酒屋で最悪な出会いをします。
しかし、それがあまりに最悪だったことから、忘れられない存在、気になる存在へと変わっていくのです。
早坂は昔、倫子に恋心があって、なにかと倫子がピンチの時にそっと手を貸してくれるやさしい存在です。
この関係にも要注意です。
香は、元彼の人気バンドBUMKEY`Sのギタリスト鮫島涼からもう一度やり直したいと迫られます。
そして、小雪は、呑んべえに足げなく通ってきてくれる丸井良男に恋心を抱くようになりますが、丸井には妻がいて、やがて不倫の関係へと発展していきます。
その様々な事情をもつ3人の女性たちが、一日も早く結婚をして素敵な家庭を築きたいという願望を抱いています。
30歳という年齢がお互いに気持ちをやきもきさせられ、焦っていきます。
その焦りが、余計に物語をおもしろく引き立ててくれるのです。
テレビドラマ【東京タラレバ娘】の感想と見どころ
結婚願望が強いアラサーの3人娘たちは、あの手この手と結婚の糸口をつかもうと必死の努力をします。
それがいつもからまわりして、ぼやいているのです。
「もしあのときあーしてタラ」「あのときあれをやっていレバ」と「タラレバ」の連呼です。
倫子のこの「タラレバ」が呪文のようになって、これを口にすると妖精みたいなものが見えてきて、倫子にささやく問答も面白かったです。
初めは、なにがなんでも結婚と考えていた彼女たちが、それぞれの境遇に翻弄されているうちに、本当の幸せってなんだろうかと気づき始めたところには応援したくなりました。
KEYの境遇が倫子たちの生き方に複雑に絡まり、それが余計にKEYを苛立たせながらも、倫子がその悲しい気持ちをひも解いていきます。
これも伏線的には良いなと思いました。
十人十色と言いますが、ここでは三人三色ですが、それぞれが、傍から見ているとちょっとあぶなっかしいというかむずがゆくなるというか、やきもきさせられます。
そんな中で主人公である倫子があるときから「タラレバ」を言わなくなり、人生の観方に変化が訪れます。
結婚だけが人生ではないことに気が付くのです。
自分の進みたい道は自分で作っていくのだという強い気持ちが生まれ、倫子の未来をそのように推し進めていくのです。
そんな強くなっていく倫子に共鳴し応援したくなりました。
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吉高由里子が主人公の「正義のセ」が面白かったです。
新米の検事役を演技する彼女は、まるで彼女の等身大のような存在に感じました。
実年齢もほぼ同じか近い感じだったからかもしれません。
彼女の作品はほかに、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」にもあるような、天真爛漫な役がすごくあっていると思うのです。
彼女は、とにかく明るくておっちょこちょい、でもすごく聡明でそのアンバランス感が、何かしらの違和感を感じさせて、それが私たちに、なんとも言えない清涼感を与えてくれているのだと思います。
とにかく、前向きの役をやらせれば、初めは箸にも棒にもひっかからないような立場からスタートしつつも、その成長力は驚異的で、それが観ている私たちに小気味よい風を吹かせてくれているのだと思うのです。
女優さんであるわけですから、もちろん素でそれを演技していないこともわかっているので、余計にその演技力に魅了されるのです。
彼女の魅力は、どうにも役にたちそうにない下の立場から成長してなんでも出来るようになる上の立場までをきれいに魅せる、その見せ方にあるのだと思います。