トレース~科捜研の男~ 第6話のあらすじ (ネタバレあり)
真野の元に非通知で電話があり、お兄さんのことで話がある、今夜11時に浅間神社の展望台で待ってると言われる。
真野は待ち合わせの場所で待っていたが、誰も現れなかった。
そんな中、河川敷でホームレスの遺体が見つかり、高校3年生の時に失踪した新妻大介だと分かった。
死因は溺死だったが、体が濡れた痕跡はなかった。
血のついた軍手が見つかり、虎丸は科捜研に鑑定を依頼した。
海塚は臨場を水沢に行かせようとしたが、現場はホームレスの溜まり場だと聞いてみんなが反対したため真野を行かせることにした。
しかしそこにノンナも参加することになってしまう。
液体は水道水だと分かり、軍手の血液は男性一人、女性二人の古い血液だと分かった。
データベースでは照合できず、軍手から出た皮膚片は被害者とは別人のものだと分かる。
真野は軍手に空いた穴が気になっていた。
現場のホームレスは妙に暮らしぶりが良いと虎丸は怪しんでいた。
臨場した真野は水道水を採取していると、そこに花を手向けていた新妻の担任だったという早川尚文が現れた。
早川は新妻の友人が家族を殺して自殺したことにショックを受けていたと話した。
その事件は25年前真野の家族が殺された武蔵野一家殺人事件だった。
真野は虎丸に鑑定結果を伝えたが、水道水は別の場所のものだと分かっただけだった。
ノンナは自分だけ女扱いされなかったことを気にしていたが、飲み会で武蔵野一家殺人事件のことを聞くと、市原がその事件は前の課長が担当していて海塚がアシスタントとしてついていたと言う。
虎丸は一番羽振りの良かったホームレスに目をつけ、何かヤバイことをしていると睨んでいた。
真野はそのホームレスのテントに忍び込み、冷凍庫の水を採取した。
ホームレスに見つかりボコボコにされていると早川が助けに入る。
真野は早川が助けてくれたことに感謝するが、自分は源義一の弟だと名乗り、新妻との関係を聞きたいと言う。
早川は皆本はいじめられていたと言い、新妻はその主犯の一人だったと話した。
失踪したのは源の惨劇に罪悪感があったのだろうと言う。
ノンナが心配して駆け付けたが、真野は戦利品を見せた。
虎丸はホームレスのテントで大量の薬を発見し、薬をはざいてお金を得ていたことが分かった。
真野が採取した氷の成分が一致し、氷を喉に詰まらせたと推測された。
虎丸は課長に捜査の終了を告げられたが、真野がやけにおとなしいのが気になり、捜査は続けるべきだと抗議する。
ノンナも真野の様子がおかしいと気づいていた。
真野は捜査資料から担当が藤田慎太郎だと知り自宅を訪ねることにしたが、藤田は15年前に亡くなっていた。
奥さんは科捜研の誰とも交流がないと言うが、海塚といるのを目撃していた。
真野は早川と会って兄を救えなかったことを謝られたが、真野は兄はその時大検を受けようと頑張っていたと言う。
早川は新妻のところに何度も警察が来ていたと言い、指紋も取られていたと話した。
真野は軍手に鑑定した後のような形跡があったことを思い出す。
海塚を待ち伏せた真野は、新妻の事件で出た3人分の血液を鑑定したいと言う。
真野は自分が25年前の事件の生き残りだと話し、DNA鑑定することを報告した。
その夜海塚は軍手のデータを改ざんしに戻ってきたが、真野が先回りしていた。
真野は海塚の嘘の理由を問い詰めると、海塚は話始めた。
藤田はDNA鑑定のために検体を多く残そうとしていた。
上からの命令で全ての資料が持っていかれて、代わりに改ざんされた鑑定書を渡されたと言う。
奥さんには口止めしていたが、藤田は死ぬ直前に海塚に渡してほしいと言った資料を受け取っていたのだと言う。
それは提出前に藤田が捜査資料を書き写したものだった。
真野は科捜研の改ざんを隠蔽しようとしたと責めたが、海塚は真野を守りたかっただけで、これからどうするかは止めないと告げた。
虎丸の抗議もむなしく捜査の打ち切り命令が出た。
壇は新妻の事件の報告書を見て笑っていた。
真野は藤田の残したノートで高一だった姉が妊娠3ヶ月だったという事実を知る。
トレース~科捜研の男~ 第6話の感想と見どころ
第6話は、25年前に真野の家族一同が殺された事件の手掛かりが分かります。
真野に匿名でかかってきた電話は誰だったのかは分かりませんでしたが、その直後に新妻が殺されたことが分かり、真野は新妻が真野に何かを伝えようとして殺されたと見ていました。
私は前回の時点では電話は早川からだとばかり思っていたので驚きました。
役に対して俳優が大物過ぎると、犯人なのではないかという自分なりの法則があり、何の根拠はありませんが、今回もきっとそうだと睨んでいます。
今回判明したのは姉の仁美が妊娠していたという事実だけで、その相手については誰かが隠蔽しているようでした。
このパターンだと内緒で付き合っていた彼氏が困り果てて犯行に及んだ、もしくは仁美の妊娠を隠したかった誰かの犯行という線が浮上してきます。
このぐらいの年齢だと早川も十分怪しいです。
前回からほんの少しだけ登場している刑事部長の壇は一体何者なのか、すごく気になりました。
何故真野にこだわっているのか、ホームレス殺人事件の報告書を見て何故笑っていたのか、情報がなさすぎて分かりませんが、すごく気味が悪いと感じたので、もし万が一壇が味方なら早い段階で知りたいです。
設定では最年少での刑事部長就任だったようで、相当なキレもののようです。
もし敵なら強敵となりそうです。
トレース~科捜研の男~ 第7話への期待・展望
真野は藤田が残したノートを見て、当時高校一年生だった姉の仁美が妊娠したいたことを知った。
真野は早川に皆本会い、姉の情報を聞こうとする。
ノンナは同僚の水沢と物理科の坂上に合コンに誘われる。
ノンナたちは帰り道に公園で男たちに絡まれていた女性を助けたが、男たちはノンナが科捜研の人間だと分かると逃げていった。
気づいたときには絡まれていた女性は消えていた。
虎丸は捜査一課長の江波から交通事故の捜査を手伝うよう命じられる。
事故を起こしたのは都議会議員の伊集院和明の秘書の住井葉子で、真夜中に徘徊していた認知症の老人をはねて死亡させていた。
車には飲酒していた伊集院が同乗していたという。
虎丸は所轄の柏原依子と協力して捜査を始め、科捜研に事故車の調査を依頼した。
通報まで一時間の空白があったことから、虎丸は運転していたのは伊集院だったのではと疑っていたが、葉子と伊集院は事故の衝撃で気を失っていたのだと言う。
そんな中、ノンナと合コンをしていた坂上が階段から突き落とされてバッグを奪われた。
さらにそのあと水沢もひったくりに襲われたのだった。
次回は、ノンナたちに危険が迫ります。
予告ではノンナな家に何者かが侵入し、ノンナの爪に残った犯人の皮膚片を真野が鑑定するシーンがありました。
見どころは、真野が都議会議員の伊集院に食って掛かるシーンです。
権力に屈しない真野のカッコいい姿に注目したいです。
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