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テレビドラマ【アンナチュラル】ネタバレあらすじ・感想

アンナチュラル

テレビドラマ【アンナチュラル】情報・キャスト

公開日: 2018年1月12日~3月16日
TBS系金曜22:00 – 22:54
主演俳優・女優
石原さとみ
注目の俳優・女優キャスト
窪田正孝、井浦新、市川実日子、飯尾和樹(ずん)、松重豊

 

 

テレビドラマ【アンナチュラル】ネタバレあらすじ

ここ日本において、解剖されなかったり死因が特定されないような不自然は数多く存在している。

 

このドラマの舞台は、そんな不自然死の死因を究明するための専門機関であるUDIラボ。

 

UDIラボで働く法医解剖医の三澄ミコト – 石原さとみは、母親が起こした練炭による一家心中事件の唯一の生き残り。

 

事件後は叔母のいる三澄家の養女となった。

 

「法医学は未来のための学問」だという信念のもと、死因を究明することで遺された人々の想いや亡くなった人の想いと向き合っている。

 

一方でミコトと同じく法医解剖医であり、口も態度も悪い中堂系 – 井浦新には、愛する人を自らの手で解剖したという暗い過去があった。

 

何者かによって殺害されてしまった恋人を解剖した時の記憶が、彼を苦しめていた。

 

恋人を殺したのは連続殺人犯であると疑う中堂は、真犯人を見つけるためにUDIラボに入った経緯があった。

 

目印は「赤い金魚」。

 

ミコトと同じく、彼もまた不条理な死と向き合っていた。

 

法医解剖医の二人に加え、臨床検査技師の東海林夕子 – 市川実日子、医学部を休学中のアルバイト久部六郎 – 窪田正孝、そしてUDIラボの所長である神倉保夫 – 松重豊を中心として、日々起こる不自然死の死因を究明していく一話完結のミステリードラマ。

 

テレビドラマ【アンナチュラル】の感想と見どころ

とにかくストーリー展開が秀逸です。

 

初回から最終話までどの話も素晴らしく、1話も見逃すことが出来ないと言っても過言はありません。

 

特に素晴らしいのは、全体のストーリーの流れです。

 

一話完結のドラマではあるのですが、物語の軸となる部分が伏線として随所に散りばめられています。

 

そのため、最終話を見終わった後すぐにでも一話から見返したくなるほどでした。

 

「このシーンはここに?がっていたのか」「このセリフはこの伏線だったのか」と関心するばかりで、セリフひとつ聞き逃せず、表情ひとつ見逃せないドラマです。

 

また、テーマが「不条理な死」「不自然な死」なだけあり、一話毎に様々な「死」を扱っています。

 

そこに描かれている遺された人々の想いや失った人への想い、そして不条理な死に対する憤りや悲しさ、切なさ。

 

死への向き合い方を通して、生きるということを深く考えさせられるドラマだと思います。

 

そしてこのドラマがその他の法医学を題材にしたドラマと決定的に異なる点は、「死そのものに焦点を当てていること」だと思います。

 

この「アンナチュラル」においては、犯人の動機や人柄などは一切関係なく、ミコトを始めとする登場人物は「なぜ死んだのか」だけに集中しています。

 

そのことがドラマの軸をより際立たせていると感じました。

 

テレビドラマ【アンナチュラル】出演俳優や女優の他のドラマや映画・CMなどおすすめ

主演の石原さとみさんの出演作でおすすめなのは、「地味にスゴい!校閲ガール」です。

 

この作品における石原さとみさんは、冷静で大人な女性のミコトとは正反対の活発でキュートな女性を見事に演じています。

 

劇中のファッションがとてもお洒落で、それだけでも見る価値のあるドラマだと思います。

 

お仕事ドラマでもありますので、元気いっぱいお仕事を頑張る主人公を見ていると、「私も頑張ろう」と思える作品でした。

 

アンナチュラルとはまた一味も二味も違った石原さとみさんに出会えること間違いなしです。

 

窪田正孝さんのおすすめドラマは、「Nのために」です。

 

このドラマは湊かなえさんの小説が原作の純愛ミステリーです。

 

このドラマもストーリー展開が素晴らしく、見事に実写化されていると思います。

 

湊かなえさんの作品なだけあってミステリー色が強いですが、窪田さん演じる成瀬くんの主人公に対する恋心にときめく方も多いと思います。

 

誰かを愛するとは何なのか、を考えさせられるドラマです。